エルバ島の宿泊施設 ~ホテル編~
私が旅行に於いて宿泊先を重視することについては、
前回の記事で「ヤドカリ」家族だった話を交えてお伝えしたので、
ここからは【エルバ島の宿泊施設】特集としてご紹介していこう。
エルバ島のホテル
エルバ島内には、ビーチ沿いのリゾートホテルは勿論、
子供連れやペット連れでも安心できたり、
環境に配慮したホテルや
海から離れた小規模なホテルなど、
様々なタイプの、あらゆるニーズに応えてくれるホテルが沢山ある。
個人的に気になるホテルを順にご紹介していこう。
【Hotel Hermitage / ホテル エルミタージュ ★★★★★】
エルバ島のビオドラ湾に囲まれたホテル エルミタージュ。
エルバ島の玄関口ポルトフェッライオ港から車で15分ほど
ビオドラ湾を望む素晴らしいロケーションと、フレンドリーなスタッフによる細やかなサービスが安らぎを与えてくれる。
レセプションに足を踏み入れた瞬間からとても歓迎されていると感じる雰囲気が漂い、
子供への配慮も行き届いているため、子供連れのファミリーにおススメのホテル。
プライベートビーチやホテルのプールも充実しており、
島の中心部から少し離れた静かな環境の中
ゆったりとくつろぎのひと時を過ごすことができるだろう。
そして、なんといっても注目なのが、
アメニティに『Acqua dell'Elba』が使用されていることだ。
ホテルでAcqua dell’Elbaのアイテムが使用できるなんて
考えただけでも胸が高鳴ってくる。
このアメニティたちを私は間違いなく全て持って帰るだろう。
アクセントカラーが美しく、清潔に保たれた部屋は、エルバ島での滞在をより安らぎ深いものにしてくれることだろう。
アクセントとなる色は部屋によって違い、何色の部屋に当たるかも楽しみの一つ。
また、レストランのお料理もクオリティ高いことで有名。
食事をしながら眺めるサンセットの絶景は、エルバ島での滞在を忘れられないものにしてくれるに違いない。
この素晴らしいロケーションで、極上のエルバ島を体感してほしい。
【Hotel Villa Ottone / ヴィラ オットーネ ★★★★★】
エルバ島の中心部であるポルトフェッライオに位置し、
抜群の立地と、至る所にフレスコ画が飾られたエレガントな内装が特徴的なホテル。
何世紀もの歴史を持つ公園に囲まれており
公園内のレストラン、海を見渡すテラス付きのグルメレストラン、
スイミングプール、テニスコート、緑豊かなミニクラブ、
エッセンシアウェルネスセンターなどの設備が充実している。
ホテルの規模は小さいものの、
スタッフによるサービスやレストランのお料理は5つ星を感じさせる。
そんな中にもリラックスした親しみやすさを備えており、
その控えめな魅力こそ永続的な印象を残し、
宿泊者に安らぎを与えてくれることだろう。
海を見渡すレストランやプールにも上質な空気が漂い、非日常の癒しを味わうことができる。
日が沈む頃にはヴィラ内のバーでピアノの音色が響き渡り、
まるでおとぎ話のような雰囲気を作り出す。
ロマンスと特別感が組み合わさったこのホテルは、休暇の楽園となることだろう。
【Hotel Baia Imperiale-Elba / ホテル バイア インペリアーレ ★★★★】
エルバ島の南海岸に位置するこちらのホテルは、
カヴォリ湾を一望できる島内でも有数の風光明媚な場所で
壮大な景色を楽しむことができる。
カヴォリ湾のビーチへはわずが200メートルほどで
透明度の高い美しい海を一年中楽しむことができる。
また、マリーナ・ディ・カンポの活気ある中心地からは約5㎞ほどなので
多くのショップや施設へもすぐにアクセスできる。
緑に囲まれた施設内には美しい庭園が広がり
ホテルに滞在しながら島の豊かな自然を感じることができる。
ここのホテルの一番の魅力とも言えるのが、
絶景を眺めるパノラマビューのレストランだ。
心地よい海風を感じながらいただける種類豊富なモーニングビュッフェが人気となっている。
ホテル内にプールはないが、
専用のプライベートビーチが完備されているため
その素晴らしい海を存分に堪能してほしい。
【Hotel Plaza / ホテル プラザ ★★★★】
エルバ島の東南部の地域、ポルト・アッズッロの中心部に位置するホテル。
モダンで明るい建築が海に映え、
全室シービューとなっており
目の前にモラ湾の美しいパノラマを眺めることができる。
レストランのテラスで食事も可能で、
地中海に浮かぶヨットの風景が
絵画のような美しさを見せてくれることだろう。
ホテル自体は道路に面してはいるが
海向きの部屋はとても静かで快適に過ごすことができる。
屋上に完備されたプールやテラスからの眺めは格別。
ビーチとはまた違った、港の優雅な景色に
心躍るひと時となるだろう。
レストランの料理にも拘っており、
前菜からプリモ、セコンド、ドルチェまで
連泊するお客様のために、
常に内容が被らないよう工夫を凝らしたお料理が提供される。
近くには小さなビーチしかないが、
賑やかなビーチや多くの施設が並ぶカポリヴェーリの街へ無料シャトルバスが出ているので、
少し足を延ばして遊びに行くのもいいかもしれない。
【Hotel Acquamarina / ホテル アクアマリーナ ★★★】
ポルトフェッライオの中心部からほど近い、閑静な場所に位置するホテル。
以前、エルバ島の美しいビーチでご紹介した「Spiaggia di Capo Bianco / カポ ビアンコ ビーチ」の裏側に当たるパドゥレッラのビーチに面しており、
ホテルから徒歩でアクセスできる。
エルバ島の中でも美しいことで有名な湾で、
ホテルからは息を飲むほど美しく透明な海を目の前に望むことができる。
ホテルは新しくはないが、最近改装されたところで、
規模もこじんまりとした温かみを感じる雰囲気がこのホテルの魅力。
フレンドリーなスタッフの方々が、まるで家族のような存在に思えてくる
くつろぎの空間を提供してくれる。
レストランや客室は自然豊かな島の温もりが表され、
可愛くて落ち着く空間となっている。
人の温もりを感じながら心穏やかに過ごすには最適なホテルだろう。
【Hotel Cernia Isola Botanica / ホテル チェルニア イゾラ ボタニカ ★★★】
このホテルは個人的に興味深いと思ったホテル。
島の北西部に位置し、サンタンドレアのビーチからわずか200メートルの場所にあり、
地中海の豊かな自然と魅惑的な植物に囲まれ
自然愛好家にとっては理想的な環境に配慮したホテルである。
観光客で賑わう中心部や観光地から離れた、とても静かな場所に佇んでいるのも特徴の一つ。
自然と触れ合いながら
ハイドロマッサージ付きの爽やかなスイミングプールを楽しんだり、
わら傘の影になったデッキチェアでリラックスしたり、
花や茂み、木々の間を散歩したり…
完全なリラクゼーションのひとときを体験できる。
まさに静けさのオアシス。
レストランのモーニングでは、
植物園で採れた新鮮なフルーツ、自家製ジャムやマーマレード、
キッチンで作ったケーキ、ヨーグルト、シリアルなど、
その日一日を笑顔で過ごせるような、
そして体も喜ぶ食べ物でもてなしてくれる。
また客室は、場所、構造、機能がそれぞれ大きく異なるため、
求めるニーズ、好みや興味などリクエストがある場合は
それに沿った部屋を用意してくれる。
是非、自分に合った部屋で、自然と一体となり
心も体も浄化するような時間を過ごしてもらいたい。
全てのホテルはシーズンによって値段が大きく異なるので、
気になるホテルがある場合は事前にホテル予約サイトや直接ホテルへ問い合わせることをお勧めします。
さて、
ここまでザザっと、個人的に注目するエルバ島のホテルについてお伝えしてきたが、
もうおなか一杯なので十分…
とは言わせない。
記事を書きながら皆さまに詳細をお伝えできるのが楽しくて
自分でも想像していた以上のボリュームになってしまったので
ホテルの紹介は一旦ストップするが、
宿泊施設情報はまだまだ続く。
次回もお楽しみに。