エルバ島の白ワイン【コスタ・トスカーナ・ヴェルメンティーノ】 華やかで深みある心地よいバランス
以前、≪「ワインに溺れ隊」が紹介する【エルバ島のワイン】 前編≫
の記事でご紹介した
Tenuta Ripalte / Bianco Riparte 2014
Costa Toscana Vermentino I.G.T.
<リパルテ>ワイナリーで造られている
【コスタ・トスカーナ・ヴェルメンティーノ I.G.T.】
エルバ島のワインは生産本数が少ないため、なかなか日本でお目に掛かる機会は少ないが、
こちらの【コスタ・トスカーナ・ヴェルメンティーノ】は日本のワインショップで取り扱いがあり、
見つけた瞬間にポチッ!としないわけがない。
リパルテワイナリーの畑は、エルバ島内のティレニア海を見渡せる標高180mの高台にあり、
たっぷりの陽射しを浴び、爽やかな海風を受けて育つブドウによって、緻密で洗練された豊潤な味わいのワインが生まれるとのこと。
特別な時に飲もうと大事に取っていたが…
特別な時とは飲みたい時だ!!と、
無性に飲みたくなったのでオープン!
暑い日に冷たく冷やした白ワインは最高だ。
このワインの適温は11℃~13℃がおススメとされているが、
夏の時期はスパークリングくらいに冷やして飲むのも、たまらなく美味しい。
コルクを開けた瞬間に香る、柑橘系の爽やかで上品な華やかさが飲欲をそそる。
色はすっきりとした黄金色。
実際に飲んでみると、一口目でレモンやライムなどの柑橘の香りと、白い花や黄桃のようなアロマを感じ、
フレッシュな酸味と柔らかさを併せ持つ華やかな味わいに、気持ちも華やいでくる。
何よりも、花崗岩土壌とティレニア海の影響を受けたミネラル感もありながら、
後味に残るアーモンドのような苦みが絶妙なバランスを生んでおり、
飲み進めるにつれてそのボリューム感をだんだんと感じてくるのが面白い。
爽やかでみずみずしさ溢れるなかにも
しっかりとした味わいと飲みごたえを兼ね備えている、
まさにエルバ島の景色とそこに詰まった魅力ような、
エルバ島ならではのヴェルメンティーノワインだと感じた。
皆さまも機会があれば是非、
【コスタ・トスカーナ・ヴェルメンティーノ I.G.T.】で、エルバ島を感じながら、暑さで乾いたのどを潤してみては如何かな?
そして、このワインの話題で欠かせないのが<リパルテ>のワイナリー!!
ティレニア海から西に周囲12㎞の海岸を持つ、エルバ島最大の所有地と歴史のあるワイナリーで、
ヴィラやホテルが併設されたリゾートも楽しめるアグリツーリズモとなっている。
写真を見るだけで夢のような時間を過ごせること間違いないと感じさせる、
ワインリゾート《Resort on Elba Island Tenuta delle Ripalte》の詳細は、次回にお届けするのでお楽しみに。