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#本が出るまで 『ゴシック(仮題)』

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4作目のミステリーが刊行されるまでを、できるだけ具体的に紹介したいと思います。現在仮題の『ゴシック』の場合の話ですが、作家仲間からの情報も織り交ぜてみなさんの参考になれば嬉しいで…
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ゲラになるまでどうして気づかない!

#本が出るまで  9  ○ゲラ校正中 ゲラになるまでどうして気づかない! という修正があり反省…

#本が出るまで  8
○ゲラ校正中
真っ先に目につくのは、行頭の一字余り。文字組が送ったデータから本の体裁に変わるので当然ですが、写真のように二ブロック続くと直したくなります。
それとルビをどこまで振るか。登場人物の氏名は必ず振りますが「恭しく」や「花金」はどうしようかと迷います。

#本が出るまで  7
○ゲラが到着しました
それまでのワープロデータでの修正と違うのは、実際に本になった時の文字組であることです。文字組が変わると見た目の読みやすさも変わります。
行頭の一字残りとか節・章の区切り、余白の取り方、書体が変わったところの印象など確認しようと思います。

#本が出るまで  6

○ゲラ校正は新人の場合、やり方がわからないので編集者が校正の仕方(トルツメとかママとか)を指導してくれるのが普通。誤字の直し方や修正の仕方など、基本的なものなので勉強する必要があります。なお、小説誌連載から単行本になる時は加筆修正の意見が入っていることも。

○白ゲラって? #本が出るまで 5

ゲラは校正紙とも言います。編集者からの修正指示が入っているものをイメージするかもしれませ…

#本が出るまで  4

○完成稿を送りました。
ワードで作成した原稿をメール添付で送信。『ゴシック(仮)』の場合は、編集者に最初に渡した原稿を第一稿とすると、打ち合わせで改稿が二回、自分でもっと良くなると思って改稿したのが二回。
脱稿したのは第五稿になります。
次はゲラです。

#本が出るまで 3 ○ゲラが出るのは? 交流のある作家さんの話をまとめると、原稿を渡してから編集者との打ち合わせが2~3回。ゲラになるのが第4~5稿というのが平均的でした。 なかには初稿が一発でゲラになったケースも。ショートショートは二稿でゲラ(修正一回)になるなど短めです。

#本が出るまで  2
○編集者との打合せ
対面では3回。
1.「企画書」と「あらすじ」の説明、感想⇒本編執筆
2.編集者から第一稿チェックと改稿要望
3.直した原稿にまた改稿の要望⇒ゲラにする原稿へ
ほかにメールで質問、確認。
私は打合せの翌日に必ず内容メモを送ることにしています。

#本が出るまで  1
○編集者との打ち合わせに使った資料。
「企画書」と「あらすじ」の二本立て。
「企画書」は・タイトル・このミステリの趣向・ミステリのテーマ・ストーリーの骨格。
これに「主な登場人物」、「簡易年表」をつけました。
「あらすじ」は原稿用紙35枚。ちょっと長め。

ミステリーの新作、タイトルがほぼ決まりました。
仮題ですが、ご報告します。

『ゴシック』

これから刊行に向けて、もろもろ動いていきます。