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2019年9月の記事一覧

修斗の感想と判定の安定性といらない多様性。

修斗の感想と判定の安定性といらない多様性。

修斗後楽園ホール大会を観戦してきました。
切符も売れているようだったし、会場も程よく盛り上がっていて、よかったです。
何よりも主催者が明るくなっているというか、やりがいを感じているように感じたので、こうしてイベントは良くなっていくんだなあと思うわけです。

何よりもメインを張った岡田選手に代表されるようにメインを張れる選手が揃ってきているのは大きいのでしょう。メインを張れる選手が1人では興行を年間

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『RIZIN.19』まで目前! 榊原CEOの「総力を結集する」発言は是か非か

開催までひと月を切った『RIZIN.19』(10月12日、大阪エディオンアリーナ)。主要カードは公になったものの、土曜のゴールデンタイムに生中継を放送するためのキラーカードは落とし込めていない。榊原CEOは「総力を結集する」と口にしたが、果たしてどうなるのか。今回も“バカサバイバー”に独自の見解を聞いてみた!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

ライト級GP開催の意義は?――“バカサバイバー”、よう

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那須川さんのマイクと那須川武尊の実現の可能性を冷静に書いて見ました。K-1をオレは信頼してるから頼むよ。

那須川さんのマイクと那須川武尊の実現の可能性を冷静に書いて見ました。K-1をオレは信頼してるから頼むよ。

昨夜のRISEを思い返すと那須川さんと志郎さんの試合と那須川さんの試合後のマイクになってしまいます。それはRISE自体が那須川さんありきの興業なのが実際なところではあるし、那須川さん頼みの大会なので致し方ないところではあります。

RISEが選手関係者一丸になって役者の育成に躍起になっているのももちろん理解はしていますし、伝わってきます。ただそれがすぐに身を結ぶものではなく、時間のかかるものだと思

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女子プロレス「アイスリボンを見てきたよ」。ファンサービスとファンを大事にしていた話。

女子プロレス「アイスリボンを見てきたよ」。ファンサービスとファンを大事にしていた話。



女子プロレス団体「アイスリボン」の横浜大会にお邪魔してきました。
格闘代理戦争に出演してくれて、格闘代理戦争ファミリーであるジュリア選手がセミファイナルにて、タッグベルトを防衛したり、藤本つかさ選手とサリー選手が役者が違う感の出る試合を演じていたりと見応えある大会でした。お疲れ様でした。

運営の工夫を随所に感じて、それがまた面白かったので紹介と分析をしつつ、格闘技にも役立てていければいいなと

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RIZIN19のカードが発表。マクレガーの話はなんだったのか。

RIZIN19のカードが発表。マクレガーの話はなんだったのか。

RIZIN大阪大会のカード発表が11日水曜日にあるとのリリースは出ていたのですが、自分たちの10月大会のプロモーションで手一杯だし、我々のプロモーションも右往左往というか国内の船頭が定まらずでそれどころじゃないので、眼中にないのではなく、気にする余裕がなく流していました。

朝倉マクレガーなのか。9日の月曜日に音声配信の収録とオーディオブックの収録をGO三浦さんとオトバンク久保田さんの83年組でや

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UFC242。佐藤選手敗戦とヌルマゴの味気ない強さ。

UFC242。佐藤選手敗戦とヌルマゴの味気ない強さ。

UFC242アブダビ大会を深夜観戦していました。
日本から佐藤天選手の試合がアンダーカードにあったこともあって、観戦するきっかけをもらいました。日本人男子では二人の契約選手の中の一人で、層の厚いウェルター級で闘う佐藤選手とは、彼が日本で練習をするときは練習をしていた仲だったこともあって楽しみにしていました。

振り返る試合は佐藤選手の試合とメインのヌルマゴメドフの試合です。
他にもいい試合はあった

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プロモーションが後手に回っていますね。後手に回っているからこそ、人の強さを見せますよ。

プロモーションが後手に回っていますね。後手に回っているからこそ、人の強さを見せますよ。

プロモーションが後手に回っているなあと思っています。

3月の日本大会、5月のシンガポール大会は1年かけて物語があったので、物語は作りやすかったし、チャンピオンシップだったこともあって、そこでまた重みが作りやすかったのです。

10月の日本大会はいくつか青木真也のキャリアという物語は当然あるのだけれども、そこからもう一歩、波を作ることができるわかりやすい物語は作りづらいこともあって後手に回っていま

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直撃・青木真也!証言!『DREAM』(21)「ギャラの未払いと塩試合」

直撃・青木真也!証言!『DREAM』(21)「ギャラの未払いと塩試合」

今回は2大会連続で“バカサバイバー”が『DREAM』を語る! しかも当時の発言の真意が改めて解明される独占インタビュー! これを読めば当時の『DREAM』における様々な事情が見えてくる!? 迷わず読めよ、読めばわかるさ!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

『DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-』(2011年7月16日、有明コロシアム)

試合結果

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UFC初のアジア人王者の誕生と中国市場

UFC初のアジア人王者の誕生と中国市場

UFC初のアジア人王者の誕生。

アジア人初のUFC王者は韓国から出るのではないかと考えていたのですが、中国人の女子選手から誕生するとは思いもよりませんでした。びっくりしたのは僕だけではないはずだし、中国のMMAは市場としての可能性はあるとは思っていましたが、競技力としてはまだまだだと思っていたので、この結果には驚きを隠せません。

競技力と市場としての力を分けて考える必要があるし、分けた上でつな

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