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モノクロフィルムで動物園(写真15枚)

『ラ・ジュテ』というモノクロSF映画に博物館で剥製を見るシーンがあって、とても印象的だったので、モノクロフィルムで動物を撮ったら面白いかもと思い、上野動物園に行ってきました。去年の秋のことですが。


早速パンダを素通りして(最初から白黒だし、人も多いので)、向かったのはフクロウコーナー。

表情豊か。


写真とか関係なく実は1番のお目当てだったミーアキャット。初めて生で見ました。

ミーアキャットグッズを身に付け、じっと見入る人など、熱いファンもいて人気者でした。

フラミンゴがクチバシで水面をつつくと光が反射して綺麗だったので撮りました。

顔ごと池に突っ込んで餌を食べたり、水を飲んだりもしてましたが、むせないんでしょうか。

キリンとワオキツネザル。当たり前ですけど、キリンって大きいんですね。うちの近所にあのサイズの生き物は歩いてないので驚きました。

すぐ後ろが住宅地。キリンの後ろもマンションでした。洗濯物を干す度に下にキリンがいる暮らしってどんな感じなんでしょうか。

猿コーナーで一際賑やかだったアビシニアコロブス。しっぽが習字の筆みたいに白くてフサフサ。並んで座ってると横一列にしっぽが垂れててチャーミング。

食事中。

アビシニアコロブスは一応デジタルでも撮ったのですが、オートフォーカスにしていたため、柵にピントが合ってしまい失敗。マニュアルフォーカスのフィルムカメラに切り替えました。

単焦点レンズなので寄りきれず、柵も消えていませんが、モノクロフィルムのおかげで色に統一感が出て、いい雰囲気になったかも。



鶴(手前にもう1羽別の鳥も)。なんか鳥ばっか撮ってる気がする。


小屋の中でほとんど微動だにせず、独特のオーラを放っていたハシビロコウ。

ピントを電球辺りに合わせれば柵は消えてくれるかもと思って撮りました。

そろ〜りそろ〜り外に出てきたところを📸  風景と一体化してます。


アルパカ。実際は茶色です。モノクロで撮るとチャコールのような色に。


モノクロフィルムで動物を撮ると、毛並みの柔らかさや独特のフォルムが強調されて、面白い仕上がりになりますね。

ちなみにカメラはPENTAX MZ5N、フィルムはILFORD HP5 PLUS、現像はプロラボ TACさんでした。

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