「Q児達の集合」であの頃のアナログフィッシュを思い出した話
2024年10月29日に行われた、CLUB Que 30th throwcurve presents 『Q児達の集合』のメモと感想です。
自己満の記録なので無駄に長いよ、主にアナログフィッシュの思い出話が。
イベントタイトルは、throwcurveのQue初単独公演にちなんでいるそう。ナカムラさんのnoteより。
【出演】
・throwcurve
・佐々木健太郎(Analogfish)
<Opening Act> ナカムラリョウと友人(Guest:田淵智也)
🔹行きたいと思った理由
私はUNISON SQUARE GARDENのファンであり、ユニゾンがオマージュした「スロウカーヴは打てない(that made me crazy)」と言う曲でthrowcurveを知りました。
いや正確に言うと名前だけは知っていた。throwcurveが下北で活動していた時代、私はアナログフィッシュを下北によく見に行っていました。ユニゾンを知るよりもずっと前の時代のことです。
昨年、当時の下北界隈を語る、懐かしく楽しいトークイベント「スロウカーヴは語れない」にて、思いがけずthrowcurve再結成という感動的な場面に遭遇。もう1年経つのか。アナログフィッシュの名前も出ていましたね。
いつかthrowcurveをライブハウスに見に行けたらと思っていました。
とは言え、再結成ワンマンという晴れ舞台にお邪魔するのは、生粋のファンに申し訳ないと思っちゃうタイプの人間なので遠慮。
あと、throwcurveの大ファンである田淵を目当てに参加する過激派が想定され、連中独特の圧が怖いという心理的防衛があります。
案の定、自己愛の強い人間がSNSでイキってやらかした模様が自動的に目に入り、いらん情報を一方的に押し付けられるのはもはや暴力だと思う。平和大好きLOVE and PEACE。
私のような者には対バンが気軽かなと思っていて、せっかくなら馴染のバンドがいいなと願っており、満を持してアナログフィッシュの佐々木健太郎氏が抜擢されたので、時が来た!と思ってチケットを予約。
🔹throwcurveとアナログフィッシュ
でも不思議だったのです。当時アナログフィッシュをよく見ていたのに、throwcurveに遭遇することがなかったので。
イベントに向けたナカムラさんのnoteを見て謎が判明。
はい、ピンと来ていませんでしたが、謎が解けてスッキリ。
健太郎くんがMCで、当時は酔っぱらってライブハウスで転がっていただけなのに、ナカムラさんが気にかけてくれていて嬉しい、と話していた。なんとなく想像できる(笑)
ナカムラさんもMCで、同じ長野出身でシンパシーもあった、当時のシーンでアナログフィッシュは同じニオイがすると感じていた、自分達と同じく楽器で会話しているバンドだと思った、と話していました。わかる気がする、独自路線を行く感じ。
私はこの頃、下北以外にも新宿やら渋谷やらへ色んなバンドを見にライブハウスへ通いつめてたくさんのバンドを見ていたけど、アナログフィッシュは一風変わった雰囲気もあって、それも好きな理由だったな。
私にライブハウスの楽しさを教えてくれた大切なバンドの1つです。
🔹アナログフィッシュと田淵智也
チケットを取った後、しばらくしてナカムラさんと田淵智也のトークがあることが発表されました。
おお、「スロウカーヴは語れない」は貴重な場だったし、また懐かしい話が聞けるかな、それはとても嬉しい。
けど、田淵だけを目当てに来る、声でかめ・圧強めの連中がいたらしんどいと憂鬱に思ったのも本音。
田淵がアナログフィッシュも好きであることは知っていました。昔のDJイベントで「スピード」を選曲したことがあったり、ユニゾンの宏介も好きで一緒に大学のサークルでコピーをしていたエピソードを聞いたことがあります。「スロウカーヴは語れない」でもサークルの話はしていましたね。
当日MCで具体的にカバーした曲名を言っていました。「Hello」「スピード」「世界のエンドロール」「アンセム」だそう。
うわ、知れて嬉しい。「Hello」「スピード」「アンセム」はわかるけど、「世界のエンドロール」をチョイスをする大学生、センスあるわ。
「夕暮れ」は候補にならなかったのかな。当時アナログフィッシュのコーラスワークの中で一番インパクトがありました。
また、当日はナカムラさんと田淵でアコースティックライブをやったのですが、ベースチェックで「Hello」を弾いたり「アンセム」を歌ったりのサービスがあって興奮したよ。
THE KEBABSのライブか生配信で、「『うれしいきもち』のドン!ドン!🥁は、アナログフィッシュの『アンセム』みたい(サビ前)」と語っていたことがあって、「なるほど!」とうれしいきもちになったことがあります。
カバー企画が持ち上がった際には「アナログフィッシュをやりたい」と発言していた気がするし。
アナログフィッシュの「白黒ック」という曲に、「息するだけならサルでも出来る。」という歌詞があります。ケバブスの「猿でもできる」はヒントを得たのだろうか、と今さらながらふと。
田淵が、友人2名から「throwcurveとアナログフィッシュの面白そうなイベントがある」と連絡が来て、「俺出ます」って返事した、というええ話も聞けました。
自分が好きなバンドマン達も、あの頃アナログフィッシュに出会っていたのか、と思うと不思議な感じがします。
🔹アナログフィッシュと私
出会いはタワレコの視聴機でした。サブスク時代が到来するなんて想像もできなかった時代。
初めてライブを見たのは2003年のイベントです。その後、下北沢シェルターでよくワンマンをやっていたので見に行っていました。独特のグルーヴやリズム、圧倒的なコーラスワークが衝撃でハマってしまった。
1stアルバム「世界は幻」2ndアルバム「日曜日の夜みたいだ」を買って聞きまくりました。私が初めてライブを見たのは、「日曜日の夜みたいだ」が出る少し前だった。
この2枚を合わせ、2004年に再発となったメジャーデビューアルバムが「アナログフィッシュ」です。サブスクにあるよ。
久しぶりに聞いたけど、なんて心弾むバンドサウンドなんだろう。
「夕暮れ」はマジで神(語彙力ゼロ)。「白黒ック」も「確信なんかなくてもいいよ」も不思議な中毒性があります。「世界は幻」はバラードだけど激エモだし。
「バタフライ」を初めてライブで聞いた時も軽い衝撃でした、展開が読めない、でも心も身体もつられてスウィングしてしまうマジック。
アナログフィッシュを見に来ているお客さんも、めちゃめちゃ自由に踊っていてその雰囲気も最高だったな。
アナログフィッシュは3ピースバンドです(ライブでサポートが入ることも)。ボーカルが2人いて、2人とも曲を作り、基本的に作詞した方がボーカルを取ります。Drの斉藤州一郎くんも、ドラムも上手いがコーラスも最高なので、コーラスワークが超絶すごかった。
下岡晃(Gt/Vo)曲は独自ワールド炸裂。佐々木健太郎(Ba/Vo)曲はわりと直球。どっちも好きだけど、声に関しては健太郎くんの声がより好みでした。男くささと艶っぽさが共存しているところ。
初期のアルバムが好き過ぎて、一時期からちょっと「ん?」って思ってしまって、ライブから離れてしまったのかなぁと、振り返ると思います。好きじゃなくなったわけではないし、情報はなんとなくうっすら耳に入れていたけど。
だいぶ時が経って2018年に久しぶりにアルバム「Still Life」をちゃんと聞きました。曲も健太郎くんのボーカルの印象も、かなり進化していてびっくりしたな。
最後に行ったライブは2019年スクービードゥーとの2マン。当時の曲が聞ける喜びと、進化の具合にびっくりするという2重の喜びがありました。
その前はいつだ?と調べたら2012年だった。
私のような数年単位でライブを見に行く気まぐれのファンにとっても、バンドを続けていてくれるから再びライブに行ける選択肢があるのだと、つくづくありがたく幸せに思うな。
これは「MUSICA」のイベントだった、鹿野さんが転換中にDJしてたの思い出した。さすが鹿野さんっていうラインナップじゃない?星野源をリキッドルームで見れた時代です。
🔹業界ファンも多いアナログフィッシュ
アジカンのゴッチもファンで、自主企画「NANO-MUGEN FES.2008」に呼んでいました。あのナノムゲンにアナログフィッシュが呼ばれて、とても嬉しかったことを覚えています。
サマーソニックにも出たこともありました。屋外のアイランドステージ。
川谷絵音もわりと最近(数年前だけど)自身のラジオ番組でアナログフィッシュを紹介してライブを絶賛していたし、昨年ラジオでフレンズのおかもとえみさんが「コーラスに学ぶものがある」と、「夕暮れ」を選曲していました。
アナログフィッシュが最初にブレイクしたのって、「夕暮れ」がきっかけだったと思います。
それから健太郎くんのMCで知りましたが、オードリーの若林くんがアナログフィッシュが昔から好きで、漫才のテーマ曲を依頼していたなんて知らなかったです。すごい! 若林くんの好感度アップだ(単純)。
前述通り、MUSICAの鹿野さんが自分の企画に呼んでいましたが、音楽ライターの兵庫慎司さんもアナログフィッシュのファンで、ちょいちょい情報を載せてくれるので、定期的に活動情報を仕入れたりしていました。
「世界は幻」「日曜日の夜みたいだ」再現ライブいいなー!行きたかったなー!(終わった後に知ったパターン、無念)
鹿野さん、兵庫さんだけでなく、アナログフィッシュ推しの音楽ライターさんは少なくない気がします。
当時の色々を語りたくて、前置きが長くなりすぎるの巻。
私は人に「◯◯が良いから絶対に聞いて!」という勧め方はしません。押し付けたりされるのが苦手だから。
ただ、私が「好き好き」言いまくり楽しそうにライブへ行く様子を見て、「気になって聞いたらとても良かった!」と言われるのは大変嬉しい。
アナログフィッシュを知らない人に「聞いてくれ」とは言いませんが、自分の好きなバンドが好きな音楽を知ることは、音楽ライフが豊かになるから楽しいよ、とは言いたい。
🔹会場BGM
ネットで買ったチケットの整理番号が30番台で、Queの店頭売りが先に入場だったので、フロア真ん中ぐらいの上手(体調不良のため、いざとなったら壁に寄りかかりたい)に行けたらいいかなと思っていました。が、入場したら想定以上に空いていたため、上手の最前端っこが取れてラッキー。
昨今、小さなライブハウスでゆったりライブを見るという機会が減ってしまったので、ただそれだけで幸せだという感覚を思い出す。
薄暗い中でステージに並ぶ機材がキラキラしていて、埃っぽいにおい(うっすら煙草)がして、みんなのワクワクが穏やかに(前のめり過ぎない)流れる空間。
開演前にひたすらBeckがかかっていた。久しぶりに聞いた「E-Pro」ナツイ。アルバム「Guero」が流行っていたのでよく聞いたなぁ。
開演前のBGMで、洋楽の懐メロ(って括っていいのかわからんけど)が流れると幸福度が上がります。当時、下北で夜な夜な開催されるDJイベントへ定期的に遊びに行っていましたが、そこでよく流れていたから。
🔹<Opening Act> ナカムラリョウと友人(Guest:田淵智也)
まずはナカムラさんが1人でギターを抱えて登場。ご自身がデザインした(現在の本職はデザイナーさん)、ユニゾン武道館の黒Tシャツを着用していました。私はグリーンを持っている。
「緊張する」と口にするナカムラさんを見て、「スロウカーヴは語れない」でもオープニングは1人で登場し、ちょっとかたい様子だったなぁと思い出す。
まずは弾き語りで「コロニー」を。
そう言えば「スロウカーヴは語れない」の時、酔いどれ田淵が「『コロニー』やってー」って野次を飛ばしていたような記憶がうっすらあるな、定かではないが。田淵リクエストでしょうか。
ライブハウスに、シンプルに歌とギターが伸びやかに鳴り響くのがとても心地よくてうっとりと聞き入りました。久しぶりだな、こんな肌感覚は。
この日のためにギターを買ったそうです。セミアコかな、見た目もかっこいいし鳴りもとても素敵なエピフォン。
🔸throwcurve大好き田淵
早々に田淵が呼び込まれました。Tシャツの上に長袖のアウターを着ている。ライブではいつも半袖なので暖かそう。もふっとしている、「あらあらシマフクロウさん、冬支度?(かわかわ)」などと思う。くさださやかさん作のケバブス動物イラストから離れられないオタク。
「ただのファンです」と自己紹介する田淵智也。お酒を飲んで、ピカピカの赤レンガみたいな顔色をしているけれど、言葉尻が丁寧だったので、飲み過ぎてはいなさそうです。
「スロウカーヴは語れない」の時は、ナカムラさんに「緊張してんのかー」って野次を飛ばして、タメ語でいじるぐらいに酔っていた。
「スロウカーヴは語れない」で、サプライズで再結成をした話や、今年再始動した話、昔ユニゾン企画でナカムラさんをお呼びした話など。
田淵が初めてthrowcurveを見たのは、新宿LOFTのBaconと真空メロウとの3マン。
私、Baconと真空メロウはライブで見たことあったのにthrowcurveは遭遇しなかったなぁ。Baconはけっこう好きだったけど、大阪のバンドだから頻繁に見る機会がなかった。(数年前にふと調べたら、今も活動していてびっくり。)
真空メロウは、そのライブで突然の解散発表。田淵が「真空ホロウじゃないよ」って言ってたけど、私は真空ホロウはよく知らないです。
真空メロウは、アナログフィッシュとも対バンしているのを見たことがあっていいなとは思った記憶がうっすらあるけど、詳しくは覚えていない、残念ながら。
真空メロウのベースが、ザ・ガールハントをサポートしてたこともあったような気もする(大昔過ぎて曖昧)。ナカムラさんが、当時の下北でも変わったバンドだったと言っていました。
throwcurveが活動休止に入ってだいぶ経って、突然「ユニゾンが不思議な曲を出した」とナカムラさん。「訴えられたら負ける」とふざける田淵(笑)
その数年前に下北でばったり会い、田淵がナカムラさんに「こんなオマージュ曲を出したい」と報告していたそうです。これは「スロウカーヴは語れない」でも聞いた話。
田淵愛用のネヴァービリーヴロックフェスフェスティヴァルT、所持数は3枚だと判明。あまりに着ているからナカムラさんが見かねてあげたとのこと(笑)
🔸コピバン「ガイ・メッツァー183cm」
田淵は大学のサークルで、ユニゾンの斎藤宏介とthrowcurveのコピーをしていた。その時の必殺技は、throwcurveの「連れてって」&アナログフィッシュの「アンセム」だった。
おお!それは初耳だ。
宏介の他に一緒にコピバンやってたギタリストもコーラスが上手かったので、「大学生でアナログフィッシュのコーラスワークができるのはすごい」とサークル内で大好評だった話と、宏介が「スピード」サビ前の早口台詞(「夜にひとりぼっちのオレのさけびにのせて」)も再現性が高かったって話に爆笑しました。妄想しただけでおもろい。
コピバンの名前は「ガイ・メッツァー183cm」。宏介がSyrup 16gファンだから、「〇〇+数字」にしたかった。同じくファンであるGRAPEVINEの「BREAKTHROUGH」のサビが「ガイ・メッツァ~」に聞こえると盛り上がり、ガイ・メッツァー(格闘家)の身長を調べて決定、という非常に大学生っぽいノリ。
気になって「BREAKTHROUGH」を聞いたけど、正しい歌詞は「足りねえぞ」だった、田中さんの歌唱が独特なのでわからんではない、今後この曲を聞いたらもはやガイ・メッツァーにしか聞こえなくなりそうで怖いですw
どうでもいいけど、斎藤宏介のバンド名の付け方、だんだんこだわりがなくなってく感じがして良いw
ナカムラさんがサークルで最初にコピーしたのはGRAPEVINEだったそうです。「スロウカーヴは語れない」でも、田中さんのこと尊敬しているという話があった気がするけど、私の好きな日本のバンドは全員バインの影響を受けているのではないかと思う。バインは偉大。
🔸当時の下北シーン
ナカムラさんが開催に寄せてのnoteにも書いていますが、今回のイベントはthrowcurveが2005年にQueで初めての単独公演を開催した際のイベントタイトル「Q児達のダイヤモンド」にちなんでいる。
田淵が「生粋のファンの人、throwcurveがその時にカバーした曲は?」と客席に質問を投げかけ、男性が「雨のち晴れ(ミスチル)」と答えていました。
生粋のファンじゃないけど知ってた、なぜらナカムラさんのnoteに書いてあったから。意外なようであり、でも声質的に似合いそうだなぁと思いました。
当時、ナンバガやくるりなどUKロックとのハイブリッドみたいなバンドが下北で流行っており、Queへの憧れもあった、でもそのシーンに間に合わなかった、同じことやってると埋もれる、というような話をナカムラさんがしていました。
throwcurveはそこから意図的に離れ、Talking Headsなどを参考にしているようですが、この話もすごくしたいけど長くなるから…ってナカムラさんが言ってました。その話もとても面白そうです。
当日は話に出ませんでしたが、throwcurve公式YouTubeで、居酒屋「ぶーふーうー」の話をしていて懐かしかったです。
QueでオールのDJイベントが終わった後、始発まで「ぶーふーうー」にお世話になったものだよ。チキンソテーが美味しくて好きだったな。あの頃の下北に欠かせなかったお店。
🔸真空メロウ「宇宙音」カバー
ナカムラさんと田淵のアコースティックコーナーあり。「スロウカーヴは語れない」の時ほどの尺はないし、トークだけかなと思っていたのでサプライズでした。よだかの時に使ってる青いベースだったと思います。
田淵は、アコースティックは普段やらない、苦手だ、酒を飲まなければ良かった、と緊張した様子でした。
ケバブスでは飲んでるけど、よだかサポートの時は飲んでいないみたいだし(飲んじゃった後は座って弾いてたことが)、責任があると飲まない方が安心なのでしょう。
素人としては、専門的なことはわかんないから間違ってもいいし緊張しなくても大丈夫だよw、と言いたい。が、緊張してる田淵も良い、人間味があるから。どっちにしろオタクには嬉しい。
選曲は真空メロウ。真空メロウはその後に再結成しているそうですが、当時の音源はサブスクにない。(昔のバンドあるある現象。)
配信のきっかけを願って、ということで。
「真空メロウの『宇宙音(そらね)』カバーめっちゃよかった、サブスクで配信して欲しい」とSNSに書き込んでくれ、というナカムラさんからの指令あり(笑)
ギターとベース、ナカムラさんの主旋律と、時々田淵のハモり。原曲を知らないけど、リズムがで特徴的で「当時の下北バンドっぽい」と勝手なことを思う。
「スロウカーヴは語れない」でも思ったけど、ナカムラさんは弾き語りも素敵だな。声が伸びやかで、バンドの時とはまた違う魅力。ギター上手いし、柔らかな響きがとにかく気持ち良かったです。
座って弾いている、よそ行きの田淵もいい感じ。借りてきたフクロウ的な(フクロウから離れられないオタク)。ユニゾンの「スカースデイル(アコースティック)」の映像(Ninth Peel museum)もとてもお気に入りです。
普段と異なるモードの田淵が醸し出すオーラや、バンド編成の時よりもクリアに聞こえるハモり、ベースを堪能。たくさんやれば慣れるかもしれないし、これからもやってくれると嬉しいな。
動画サイトに落ちていた「宇宙音」を聞いたけど、やっぱりリズムが面白い。下北のライブハウスに似合うサウンド。サブスク解禁になると良いですね。
🔸「都会の生活」「新曲」
もう1人の友人として、ギターの関山さんを呼び込みthrowcurveの「都会の生活」を3人で。
ナカムラさんが関山さんにOPに出てくれと頼んだら、「えっ?友人枠で?」と返されたという話、笑った。デリケートな話題w
ナカムラさんのセルフライナーノーツによれば、「いい曲すぎて収録見送りになった」そうで、当時はリリースされなかった曲。
田淵はこの曲も大好きで「自分のバンドでパクっている」と宣言、その曲のベースを弾き出したので笑う。
ナカムラさんが、前回のイベントでカミングアウトを聞いて「そうかな?」って思ったけど、ユニゾンの武道館で曲を聞いて実感したそうです。(宏介の名MCの後にやった、いつかのあれ)
私も最初に知った時に「似てるかね?」という印象で、今日聞いてもやっぱりあまりエッセンスを感じなかった。しっとりメロディアスな曲で純粋に聞き入るので、該当箇所に意識が向かないのかも。
関山さんのギターの音色が美しい。初めてライブ見た時も、関山さんのプレイに釘付けになってしまったのだけど、クリーンな音作りが好みです。
アコースティック編成だとアンサンブルがより映えました。バンドのライブも良いけど、アコースティックもやっぱいいなぁ。
田淵が去り際に、ナカムラさんに「なんか言い残したことある?」って聞かれて、「大好きですぅ」って告白していて微笑ましかった。良かったね、大好きな人達と一緒に仕事できて。良い人生だね。
最後にナカムラさんが1人で新曲の弾き語り。バンドアレンジを見据えているそうで、「ここはギターソロね」って、即興で口でギターソロ歌ってた(客席笑う)。出来立てホヤホヤ、フレッシュな空気が良い感じ。明るく爽やかな曲調でした。
歌詞に「タワー」って出て来た気がしたんだけど(間違ってたらごめん)、ふとアナログフィッシュの「キャロットタワー(夕暮れ)」という歌詞を思い出して、勝手に三軒茶屋の風景を思い出してエモくなりました。
若い頃たまに遊びに行っていた三軒茶屋。キャロットタワーのTSUTAYAにはお世話になったものです。
調べたら閉店していないのね。サブスクやネットが発達する前は、TSUTAYAなくして私の音楽&映画ライフはなかった。頑張れTSUTAYA。
🔹佐々木健太郎 (Analogfish)
健太郎くんのソロは見たことがないな、いやワンマンの時にアンコールで1人で弾き語りで歌ったのを見たことがあったか。
普段はベース&ボーカルの彼が、アコギ1本を携えて出て来るのが新鮮です。
相変わらず童顔で若々しく見えますが、髪の毛は長め、そして髭をたくわえ、あの頃よりも貫禄が出たように見えて、時の流れを感じます。
アコギを鳴らしながら、ゆったりとしたリズムで歌い始めてちょっとびっくりしてしまった。
最後にライブを見た時も「歌、だいぶ進化してるな」って思ったけど、それ以上に上手くなっている。伸びやかでビブラートがたっぷりかかっていた。初期はビブラートしてなかったよなぁ。
曲によってスキャットもしていた。年月を経て、色んなテクニックが磨かれたのだろう。すごいなぁ。
ブルースっぽい曲を歌っていたのが、さらに驚きでした。初期のアナログフィッシュからは想像がつかないので。艶があって、歳を重ねた健太郎くんにぴったりだな。酒場での弾き語りもめちゃくちゃ似合いそう。
健太郎くんの目の前には、分厚く年季の入った譜面のファイル。持ち曲どれぐらいあるんだろう。この日もパラパラ巡りながら歌っていたので、セトリはその場で適当に決めるのだろうか。
ギターも熱が入っていて上手い。なんでも全力の健太郎くんらしい。健太郎くんを初めて見た人は、バンドではベース担当だと言うことを知って驚くかもしれない。
ライブハウスでは、理由がない限り下手が私の定位置なので、アナログフィッシュも健太郎くん側で見ていました。今日は上手からなので、新鮮な眺めだなぁと思う。(エルレガーデンだけは上手で見ていた、ウブさんのギターを間近で浴びたいので。)
私が好きだった初期の曲は、よほどのことがないと(アルバム再現ライブなど)今ではやらなさそうなので、今日は知らない曲ばかりかなと想像していました。
案の定、知らない曲の方が多かった。でも、どれも歌詞が健太郎くんっぽい(やや女々しいがピュアで好感)と思ってしまった。そういう健太郎節は変わらない。
一方で晃曲は、独特な世界観から愛に満ち溢れた世界へ移行したなと感じます。
ショックを受けていた震災の後に、友達に「俺たちは終わってないよ」って言われてびっくりして作ったという「希望」、MCと合わせてじーんと来ました。
その昔「夕暮れです」とか「のどかないなかのしずかなもぐら」とか、学生時代を長野でのんびり過ごした純朴な青年達が、震災とか原発にインスパイアされて曲を作るようになったんだなぁって。それだけ大人になってるから当たり前のことなのですけれど。
ポエトリーリーディングしてた曲もあり、イメージがなかったから意外でした。
後日アルバムをチェックしたら、「Ready Steady Go」と言う曲だと判明。アナログフィッシュはやっぱりハーモニーが心地よいと思うと同時に、健太郎くんのポエトリーリーディングがサマになっていてかっこいい。ギター1本での弾き語りだと、さすらいのギター職人みたいな雰囲気があったなぁ。
これも後から調べましたが、健太郎くんはソロアルバムを出していて、その中から「Altanative Girlfriend」をやっていました。♪オルタナガール、オルタナガールって連呼してたから印象的。
アナログフィッシュには「ガールフレンド」と「Good bye Girlfriend」という曲もありますし、ガールについての歌い上げが板に付いているなと思う。
オードリーの若林くんが大昔からアナログフィッシュのファンで、漫才のテーマを依頼され作成し、10年以上経っているにも関わらず、今年の東京ドームでのイベントのOPで流してくれたので、配信で見ていた健太郎くんが号泣したという話、こっちまで嬉しくなりました。
これは泣くね、人生で誇れること。
書き下ろしのエピソードを知らなかった私ですが、「SHOWがはじまるよ」を聞いたら知ってたの。なんでかわからない、でも知っている曲でした。朗らかで、私のよく知るアナログフィッシュの王道らしい曲。良い曲!
恐らく、ライブを見に行かなくなり新譜をマメにチェックしなくなってからも、どこかでうっすらと情報を取得していたからだろうと思われます。サブスク時代の利点。
若い頃の記憶は鮮明なのに、年々記憶が曖昧になっていくのは悲しいね…
空耳で「オードリー」って入ってる!って思ったけど、歌詞を見たら「ネオンで輝く大通り」だった、うまい(笑)
throwcurveとは同郷でシンパシーがあった、こうして声をかけて嬉しかった、ユニゾンの田淵さんもベースフレーズまで弾いてくれて…と嬉しそうでした。
「健太郎くんが『ユニゾンの田淵さん』って言った…!」と謎の衝撃を受けました。衝撃と感激。
健太郎くんと田淵が並んでいる…!(X右下写真)
歌だけでなく、MCも昔に比べると流暢だなと思う。私がライブを見に行きだした頃はMCを全然してなかったし(苦手のようだった)、早口過ぎて自己紹介が「ハナロ~っしゅです…」っていつも聞こえてたし(マジで)、シャイだった。
そんな健太郎くんも良かったのですが、経験を積み、生き様がそこかしこに表れている中年の健太郎くんもすごくいいな、と感じたのでした。相変わらずシャイではあると思いますが。
ミッドライフクライシス(第2の思春期)について話していたの、とても共感しちゃった。
若い頃は40代になったらもっと生きやすくなっているかと思ったら、あちこち痛いし責任も出て来るし…って。超わかる(笑)
「第2の思春期、のぞむところだ」って強気だったから笑った、昔々の健太郎くんの中にはそんなキャラはいなかった気がする。
深刻に健康問題に直面していて何かと弱気になりがちの私は、そんな健太郎くんの姿に元気が出た。
アナログフィッシュはライブ活動を少し休止すると話していました。
この対バンに行くことを決めてから、最近はどんな感じ?と情報を調べていて、そのことを知りました。でも理由はわからなかった。
健太郎くんによれば、理由の1つにメンバーの家庭もあるからとのことで、なるほどと思う。
そう言えば、当時ドラムの州くんが「郵便局で配達をしている」と聞いた時はちょっとショックだったことを思い出しました。アナログフィッシュでも他に仕事しないとダメなんだなぁ、バンドって大変だなって思って。
でも、throwcurveの再開などを見ていて、休むことも悪くないと思えたと健太郎くんが話していて、とっても心に響きました。
最後にやった曲を知っていたので「うお!ナツイ!」と興奮。曲名がすぐに出てこなかったのですが、サビの「君がいずる街の空は~」という歌詞と、どこか不安定なメロディーのリピートがインパクトのある好きな曲。好きな曲なのにタイトル忘れてるのひどいな。
歌詞をググったんだけど出て来なくて、サブスクで調べたら「いずる」だった。そうだった、2008年の「FISH MY LIFE」収録曲だ、CD持ってるのに。しかも歌詞にタイトル入ってるじゃん。
思春期の男子みたいなピュアな歌詞、健太郎節だなと懐かしい。今も第2の思春期だからね(笑)、今歌ってもすごく似合っていた。
セトリをSNSで調べたんだけど、上げている人がおらず不明なのが残念。1曲目のブルースっぽいやつが特に気になりました。
開演前、物販で健太郎似顔絵グッズを見かけて可愛いと思いました。似てる(笑) 売り子がいなくて買えなかったけど。
体力が限界で、ライブが終わってドリンクも引き換えずにすぐ帰ったんだけど、記念に欲しかったな。
また健太郎くんのソロを見たいと思ったし、ライブを再開したらアナログフィッシュも見たいと思う。お互い生きている限り、機会はあるだろう。
🔹throwcurve
出囃子が「Take on Me」だったのでテンションが上がりました。よく知るa-haバージョンでもWeezerのカバーでもなかったけど。メジャーを選ばないのがこだわりかな、と勝手に思う。
そう言えば、当時アナログフィッシュの出囃子はCAKE(ケイク)だった。それで好きになって、CAKEの来日公演を見に行ったの懐かしい。余談です。
"最前あるある"ですが、セッティング中に関山さんが自ら床に貼ったセットリストが丸見え。throwcurve初心者の私にはカンペありがたい。
1曲目は「サーモ」。「都会の生活」に比べて、ユニゾンの某オマージュ曲がくっきりと浮かぶので、面白くてちょっとにやつく。(オマージュの話は「スロウカーヴは語れない」に詳しく書いています。)
浴びる音が気持ち良すぎて、ひたすらバンドサウンド最高だなと幸福な気持ちになりました。ナカムラさん、歌い方がバンド仕様に変わるのエモい。
ステージが低いから、最前で見ていると図々しくも自分がステージの一部になったような気がするのです。にこやかにアイコンタクトしながらバンドやってる4人の楽しそうなこと。彼らの幸せがふわりと伝わってきました。
throwcurveの音源を最初に聞いた時、スパルタローカルズを思い出しました。アナログフィッシュと同様、私が当時好きでたくさんライブを見ていたバンドです。恐らくはリスペクトする音楽が似ているからではないか、ジャンルで言うとニュー・ウェイヴと言われる系。
佐々木亮介が自身のPodcastで、「throwcurveはナンバガ以降の世界観、スパルタのニュアンスのさらに先」と話しているのを聞いて、佐々木もスパルタの名前を上げているということは、私の感覚もあながち独りよがりではないかなと思いました。
あくまで私の感想なので事実は知りません。とにかく私の好きなバンドサウンドであり、実際にライブハウスで聞いてやっぱりそうだ!と感動しました。来て良かった。
なお、スパルタローカルズとアナログフィッシュは仲良しで、よく対バンもしていました。音楽性は似ているわけではないけれど、バンドの佇まいが似ているかも。
「無音ノート」からの「ghost note」の流れが心地よかった。両曲とも初めて聞きましたが、特に「無音ノート」がすごく好みの曲。「○○っぽい」と言う感想もどうかと思うのですが、アジカンの「無限グライダー」を少し感じてしまった。
「無限グライダー」はアジカン初期の曲だから、「あの頃の下北感」や、バンドが醸す空気に似たものを感じるのだろうか。
2個イチの曲なのかな?と思ったら、アルバムの曲順なのですね、なるほどです。とても素敵だったので、セットでまた聞きたいと思いました。
関山さんがよく見えるグッドポジションだったので、にわかに激しくかき鳴らしたり、いかす音が出るエフェクターを素早く切り替えたり、時に軽やかなステップを踏む様子を間近に感じられて、余計にワクワクしてしまった。こじんまりとしたライブハウスならではの体験。
特に「ghost note」のイントロでは、突然ギターを掲げて激しく暴れ出したのインパクトあったなぁ。高揚しました。
「ブラックフライデー」のギターが可愛らしくワウワウしているなとか、「エーとビー」のイントロが何かに似ている気がするが思い出せないとか(ナカムラさんはセルフライナーで「ビバリーヒルズ青春白書」と書いていたけれど、それともまた別の何か)、好奇心が掻き立てられ、色んな楽しいフレーズに心躍る。
オールユニゾンファンが過剰に反応してしまう「連れてって」のイントロ。ユニゾン武道館の日は、宏介が「連れてって」のキーでギターソロを弾いていてニヤニヤしてしまったことを思い出します。
この妙なメロディーがすごいツボるんだよな。スパルタローカルズも同様の理由で好きなんだけど。
武道館では、グッズデザインなどでお世話になったナカムラさんに敬意を評してかな?と想像しましたが、そもそも学生時代にコピーしてたんだもんな。久しぶりに人前で弾いて、宏介も楽しかったに違いない。
突然の浮遊感が溢れる間奏、デビュー時の頃のくるりを感じます、「さよならストレンジャー」あたり。くるりは昔と今でやってる音楽全然違うからな。くるりは引用が多いので、引用元がたまたま同じと言う可能性も高いが。
アンコールでは、「スロウカーヴは語れない」でもとても印象的だった、ユニゾンの斎藤くんも大好きな「3番線」にしっとり聞き入る。
知っている曲も知らない曲も、とにかく心地よかったです。久しぶりに小さなライブハウスで、周囲に押されることもなく、客がサビでマスゲームのように腕を上げることもなく、自由に音楽を楽しんでいるあの感じ。
あの頃の下北もそうだった。表現は自由なんだよ。
曲が始まり、イントロで野生の田淵の嬉しそうな声が後ろから聞こえたこともありました。
ナカムラさんが「今日はけっこうあの頃の下北の空気では」と笑っていたけど、私もそう感じて懐かしくて楽しかったなぁ。
年明け、またQueでやりたいとナカムラさんが話していましたが、具体的な日程が決まったようです。
ナカムラさんインスタより、当日の感想。
「再始動後ベストなステージだったように思います」ですって。そんな場に居合わせることができてラッキーでした。
このところ体調が優れないので長丁場を乗り切る自信がなく、「いざとなったら途中で帰って配信で楽しもう」と覚悟してのぞみました。
でも思ったより元気に最後まで見れて良かった。きっとあの頃の下北の空気のおかげ。
throwcurveとアナログフィッシュがいて、私がアナログフィッシュが好きで、ユニゾンが両バンドをコピーしていて、時を経て私がユニゾンのファンになり、ユニゾンがthrowcurvをオマージュして、throwcurveが再始動したおかげで、こんなに楽しい経験ができました。
人生色々あるけど、この夜みたいな豊かな音楽体験ができるなら生きてて良かった、音楽好きで良かったと思います。決して大げさではなく。
🔹アナログフィッシュの思い出
懐かしくなり、私の過去ブログデータからライブ記録を抜粋してみました。ワンマンはシェルターで何度も見ていたので、対バンについて。
🔸あの頃記憶に残った対バン
2004年、フジファブリック「アラモルト」発売記念ライブ新宿LOFT。当時、フジファブリックはそんなに意識しておらず(後に大ファンになる)、対バンのアナログフィッシュとキャプテンストライダム目当てで行きました。良いメンツだね。
2004年、フジファブリックとメレンゲとの渋谷クアトロ。シェルターかLOFTでしか見たことなかったから、「こんな大きなハコで伸び伸びと!」と新鮮。
2004年、スパルタローカルズ企画(ART-SHOOL、THE JERRY LEE PHANTOM)渋谷O-East。ジェリリもなつい、好きだったな。
前述しましたが、スパルタローカルズも大好きでたくさんライブへ行っていたので、スパルタとアナログの仲良し対バンは嬉しかった。
2005年、大阪の城野音でのSLS。私好みのラインナップ(キャプスト、アナログ、JacksonVibe、the miceteeth、フラカン、エルレ、テナー、ビークル)で、しかも最前の席が当たったので、神イベントだったのです。今でも忘れられない最高の思い出。
2005年、テルスターとフラカンとの3マン(「アナログ・フラワー・スター」)新宿LOFT。渋いメンツ。フラカンのライブを初めて見たのは、この時だった気がする。楽しかった。
2005年、フジファブリック、スパルタローカルズとの「GO FOR THE SUN」。タイトルは、5人(フジ)4人(スパルタ)3人(アナログ)から来ている。私の好きな仲良し3バンドで最高の企画でした。フジファブリックが5人編成の時代。
アンコール全員で「今夜はブギー・バック」をやったんです。志村正彦(フジ)と健太郎くんがオザケンパートやって、安部コウセイ(スパルタ)と晃くんがスチャパートをやったんだけど、それぞれめっちゃ似合っていて大興奮しました。
CSで放送されたので映像を持っていて、たまーに見返したくなります。アナログ放送の時代だから画質は最悪だけど。
🔸初ライブは2003年下北シェルター
当時サンプリングさんというバンドが好きでした。同時期にアナログフィッシュをタワレコで視聴して気になり、対バン(サンサン/アナログ/cheese)があるというので下北沢シェルターへ見に行ったのが初ライブ。
当時の私のブログより。
率直な感想過ぎて笑った。健太郎くんは滑舌が良くなった、というか意識して滑舌良く話そうと努力しているように見えました。
🔸ジョントポール
MCで聞いた好きなエピソードがあります。
彼らが長野の純朴な高校生だった頃のお話。健太郎くんが、大好きなビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーの話をする時に、早口ゆえに「ジョンとポールが…」と言い続けていたため、晃くんは「ジョントポール」という1人の人物が存在すると勘違いしていたそうです。
それは晃くんに同情する(笑)
その後、それをネタに「ジョントポール」ってイベントタイトルに使ってたの本当に良い話!