ストレスの果て

うちの両親はそれぞれが毒親育ち。毒親同士が結婚して生まれたわたしは、アダルトチルドレンのサラブレッド(世代連鎖)です。わたしの家族は、5歳下に弟と、7歳下に妹。DVモラハラパワハラアル中の父親と支配的でネグレストな母親。

父親のモヤモヤは母親に暴力やパワハラモラハラとして叩きつけられ、
母親のモヤモヤは長子のわたしに否定で始まる言葉と態度を叩きつけ
わたしのモヤモヤは弟と妹に。
弟はロストワン。
妹はピエロ。
家族全員、父親を頂点に見事にアダルトチルドレンのタイプを棲み分け・演じ分けした最低な機能不完全家庭でした。

わたしは爪を噛む癖があり、何なら指もかじって皮を剥く癖が止まりませんでした。家から離れて大学生以降にやっと少し治まりましたが、今もお酒を飲むとストレスがかかるのか、気がつくと爪が短くなったり皮がめくれて血が出ています。
妹はおしゃぶりが中学校まで続いたそうです。

まだ妹は生まれていなかった頃のある時、母親が弟をわたしに押し付けて目を離したので、その隙に禁止されているテレビを見ていました。弟が大泣きを始めました。
「うるさい!」「黙れ!」
せっかく自由にテレビが見れる貴重な時間なのにっ!!
テレビの音が聞こえない!!
黙れ黙れ黙れ黙れ!!
わたしの中で何かがキレて、弟を叩きました。何回も何回も。

弟は静かになり、わたしは満足してテレビの続きを見ました。その後母親が帰ってきてぐんにゃりした弟を見つけ、血相を変えて病院に連れていきました。
大事にはなりませんでした。
翌日、父親から車で連れ出されました。「お母さんに言わないから。怒らないから。何があった?」ホットケーキとクリームソーダに釣られ、泣かれてテレビが聞こえなかったので叩いたと白状しました。母親にももちろん話は伝わったとは思いますが、どちらからも本当に何も言われませんでした。子どもとキチンと向き合うことは拒否されました。暴力はだめよ、とかそんな一言すらありませんでした。
まぁ、暴力はだめよとは、どの口が言うのかという話ではありますが(笑)

妹が3歳位の頃、今度は妹も傷つけました。こちらはわざとではありませんでしたが、
ドアのそばにいた妹に構わずドアをばちーん!と締めたら指が蝶番のところにあったらしく、ちぎれかけました。病院にすぐに向かってなんとかくっつきましたが、爪のところも変形して、妹は左利きになりました。

弟のこともあり、その後わたしは妹と弟とできるだけ関わらないようにしました。
そもそも10歳(新聞も読むマセガキ)と3歳4歳の弟と妹では共通の話題もありませんでしたから。




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