【実験】水を吸うプラスチック、吸水ポリマーの不思議
”水を吸うプラスチック”と聞いて、何か思いつくものはありますか?
実は、紙おむつや生理用のナプキン、芳香剤・保冷剤などに使われている吸水ポリマーは”水を吸うプラスチック”にあたります、、!
今回はそんな私達の身近にある吸水ポリマーについて学びましょう!💧
用意したもの
塩
砂糖
ビン
スポイト
綿
ぷよ丸ボール(給水ポリマー)
ビーカー
スケール
薬さじ
クリアカップ
超吸水性樹脂
いざ実験!
1.まずは吸水ポリマーを触ってみよう!
実際に左の超吸水性樹脂と水が入ったものを触ってみると、水を沢山吸収しているのでゼリーみたいな感触でした。ぷにぷにしてて気持ちよかったです….😂
右の水と棉が入った方は、水を完全に吸えておらず、ぶよぶよしていました。
吸水ポリマーが膨らむ理由
吸水ポリマーは網目状の構造をしていて、そこに水が入るとどんどん網目が広がる仕組みになっています。それにより水が沢山入り込むことが出来るので、吸水ポリマーは膨らむようになっています。
乾燥して全ての水がぬけ出すと、水で膨らむ前の元の状態に戻ります。
2.塩と砂糖を入れたらどんな違いが出るかやってみよう!
次に上の写真で固まった吸水ポリマーを半分に切り分け、それぞれをクリアカップに入れます。
一つのクリアカップには塩、もう一つのクリアカップには砂糖をひとつまみずつ、なるべく同じ量を入れます。
塩を入れた吸水ポリマーの中と外を比較すると、外側の方が塩の濃度が高くなっています。そのためその濃度を下げようとして吸水ポリマーの中の水が外側に出ていきます。
3.身近なものに入っている吸収ポリマーを見てみよう👀
先述したように吸収ポリマーはおむつなどにも入っています。
どこにおしっこをしても漏れないように、おむつ全体に綿と吸収ポリマーが折混ざっています。
自宅におむつやナプキンがある場合は、ぜひ見てみてください、、!
4.芳香剤などに使われているプランツボールを実際に作ってみよう!
粒と空気は水をいれることで屈折しなくなるので、プランツボールが入っているQRの下半分が見えるようになりました!👀
・・・
今回は身近な吸水ポリマーを取り上げて、その特徴や性質を学びました!
とっても簡単なので、自宅でもぜひ実験してみてください~!
実験教室の詳細
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