見出し画像

「2020年が嫌いだ」と言って、誰に当たればいいかが分からなくなったり八つ当たりする場所を見失った人たちの話

「2020年が嫌いだ」

そういう人が多い。

影響力のある人が自殺したことも多いからね。

でも自殺って毎年多いよ。

全く知らない人だから気にもかけてないでしょ?


まあでも逆にその2020年に嬉しいことがあった人もいるのだからそれは一概には言えない。

何で2020年に結婚した時、妊娠した時、出産した時のあいさつの中で多くの人が

「このような時に恐縮ですが」

なんていう言葉を使ったのか。そんな言葉はいらない。

純粋に僕らは知らない人からその幸せをおすそ分けしてもらった幸せに対して

「おめでとう!」

って、これでよかったんだ。


これで「不謹慎だ!」なんて言う人はただの幸せな人に対する八つ当たりだよ。

それはただ自分が制限をかけられていて、自分の「不幸だと思っている事」を幸せな人に押し付けているだけなんだから


新型コロナウイルスで人々の生活は制限された。

多分それは戦時中の日本に似ている。同時に昔、ヨーロッパで市民の前で行われた公開処刑「魔女狩り」みたいなものに近しいことがこの日本で起こった。

「自粛警察」や「マスク警察」なんて言葉が広まった。そういう人は戦時中でいう

「貴様は非国民だ」

と言っていた人間に近しい。

それに対しての、僕の思考は先程のようにきっと現代に言われた多様性や自由を訴える人なのかもしれない。

だから本来であれば僕の思考はきっとその戦時中であればその“非国民”そのものだと思う。

そんな思考が許されているこの国は戦争での悲惨さを学んだからこその結果や少数派が声を上げたからだと思ってる。


少数派が声を挙げて差別されても殺されたり拷問にかけられたり逮捕されたりしないそんな国になった。

もちろんその中にも声を挙げない多数派、つまりはサイレントマジョリティーも存在すると思っている。


 新型コロナウイルスの研究は日々頑張ってくれている人たちのおかげで分かってきたものがある。そして多くの検査が出来るようになって治療できている様になってはきている。

でもまだ分からない部分もある

でもそれは医学が追い付いていないんだ。


多くの偉人たちは今でいう

そんな病気で死んだの?

というもので亡くなっている人も多い。

でもそう思えるのは現代の医学が日進月歩で大きく変化したからだよね。


もちろん、今もその偉人たちが亡くなった病気が消滅したわけではないよね。今も罹患はしている。

でもその前にワクチンがあったり治療法がそこにある。

だからこそ、その病気で亡くなる人たちは少なくなった。これが医学の日進月歩だね


この新型コロナウイルスが中国だけの問題だったとき日本では40秒くらいのニュースで終わっていた。


それくらい僕等には興味・関心はもとより“関係がない”と思っていた話だ。


じゃあ日本に入ってきたら?


東京や自身の県内、何かしら繋がりのある人、自分が住んでいる県内、市内、町内、学校、職場に感染している人が来たら?


そんなつもりなかった?あるんだよ。

出て来たんだよ。


僕の住んでいる所で、初めて感染した人は勝手に部落差別の話までに行ったよ。流石は田舎

哀れだよね。笑えねえよ。

この世には著名人や世界のお偉いさんが

感染したというのに。

そしてその人は最終的に

噂をされ指を差され

家を出ていくことになった。


 自分の近くに感染者が近づけば、人は恐れを抱く。

本題へ行こう。

そんなとき

誰を吊り上げればいいか

誰に八つ当たりすればいいか

分からないんだ。


「自粛してくれ」「マスクをしてくれ」

という言葉も気持ちも分かる。


そうしないと感染者は増えて自分に降りかかってくるリスクが高くなるから。

大事な人が死ぬかもしれないから。

自分も死ぬかもしれないから。

仕事が出来なくなるから。

暮らしていけなくなるから。

 

一方は、感染リスクを抑えるために、人が来ない様にと、綺麗に咲き乱れた花は切られ、多くの季節イベントは中止され、いつの間にか通り過ぎた春と夏。

いつの間にかセミが9月には鳴き止みコオロギの鳴き声に変わり涼しくなった頃。


「自粛」が“制限”になりその制限からの脱出が見られる部分が見られた


10月31日。


「SNSで仮装している人は

       見なかったから」

といい赤信号を多くの人で渡った人達。


必死に戦っている、

さらに制限を受けている

医療従事者や研究者に

八つ当たりの矛先は向けないで


この人たちは日々、

多くのものを犠牲にして

戦い続けてくれている。


差別というものが本能とはいえ…

だからこそこういう時に国は、積極的に感謝だけでなく“お金”を支給して、この先またどこかの国から買い占められて欠品になるかもしれない防護服やマスクや手袋の支給をして感染リスクを回避しなければならなくて。



本当に吊し上げなければならないのは、攻めなければならないのは追いついていない医学である。


日々戦っている

医療従事者や研究者等に対し

差別、いじめ

誹謗中傷で

邪魔をしないでくれ。



それを邪魔する奴こそが

本当に八つ当たりされるべき

人間だよ

#最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?