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朝の詩 68

何度目かの寝返りで
眩しい光に
目を覚ます

満月を眺めながら
寝落ちした昨夜の夢が
窓枠の隅のカーテンで揺れている

満月は太陽に変わっていた

蒼穹の空
雲達が何やら
密談している

少しずつ
風の匂いが変わってきた

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