感情という名のもとに
人と会う
人の話を聞く
そこに「言葉」が生まれる
その「言葉」が
頭の中で「感情」を生み出す
「感情」には
2種類の動きがある
一つは外へ出したいという「動」
二つ目は、うちに留まりたいという「静」
「動」は自分の中では抑えきれない
怒りや喜びで
「静」は自分の中で浄化したい、もしくは
自分の中に抑えておきたい事
昨夜、私の中でこの二つの「感情」が
暴れ出していて、混沌としている。
二つの感情が一緒に揺れ動くなど
滅多にない。
私の性格は、暗闇で一人でじっくりと考えるネクラタイプだ。
誰かに相談など滅多にしない。
頭の中でぐるぐるし始める前に浄化できてしまうことがほとんどだ。
誰かに相談するときは
何本もの糸が交差しているのを
解く様な感覚。
筋道はできているのだ。
だが、今、その筋道すらも
ぐしゃぐしゃで
嵐の後のぬかるみの中で
頭の上に❓と💢を貼り付けて
戸惑っている
絡みあう前に
筋道がわからない
主体が何を言ってるの?状態
放り出せばいいのだ
そんなわけのわからない「感情」
今だって
私はわけわからない感情に踊らされて
こんなつまらない文章を書いている。
誰かに読ませるためではなく
ただ
二つの「感情」に振り回されてるのが
たまらなく、たまらなく…
そんな感情を
「あぁ、わかるよ」
「そういう時あるよね」
そんな風に誰かが思ってくれる人がいたならいいな、という自己満足。
たまらなく
たまらなく
落ち着かない気分になる
記事を読んでしまったから
どうしょうなく
どうしょうなく
理解が届かない話を聞いて
面白いと思う反面
わからないが浮かんでくる
二つの事象に対する
言葉が出てこない
いや
言葉はあるんだ
だけど
「形」にできない
「事象」の前に
「感情」が暴れ出す
それって、あなたの感想ですよね
あなたのいい訳でしかないですよね
落ち着け
落ち着け
冷静なワタシが私の肩を叩く
私は肩で息をしながら
だって
だって
二つの感情が収まらない
そして
傍に
もう一つの感情が現れて
こちらを見つめている
「諦め」だ
さあ、早くわたしを抱き上げて
そしたら、全ては無に変えるよ
こんな事に時間を割いてないで
さぁ!
「諦め」が誘惑してくる
私は三つの「感情」を前にして
途方に暮れてしまうのだった