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朝の詩 46

光弾けて朝が来て

起きて起きてと
そよ風が頬を撫でる

あまつおとめの
天女の羽衣のような雲が
青い空を舞う

朝日はとっくに
空高く
そよ風は熱風に変わる

道ゆく人の首筋の汗に
太陽が
光の輪を作り出す

光の輪の中を
鳥が羽を広げる

光を浴びた鳥の羽
太陽横切り
大きな影を作る

木陰の木々の隙間から
広がる光を浴びて
心を癒す



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