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朝の詩 74

ちょっと強い風
私に朝を教える

動かない体
動き出さない頭

眠そうな子の
おはよう

あぁ
起きなきゃ

なんとか
思い体を起こす

ふらつく足元

体調不良の朝の空

鈍い空色が
優しく感じた

勝手なものだ

調子が良いと
晴れてないと文句を言う癖に

窓際に鎮座した愛猫が
私を見つけて
擦り寄ってきた

朝ごはんを食べ終えると
また
窓辺に戻った

ふらつく足元
ふらつく思考

私は横になり
ぼんやり愛猫眺めながら

ゆっくりゆっくり
目を瞑る

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