朝の詩　53

熱帯夜をこえて
あさが来た

寝汗のパジャマを
脱ぎ捨てて
洗濯機に放り込む

コスモス
揺らす朝の風
静かに
揺れて
何思う？

登る太陽
笑いながら
光の光線銃を
容赦なく投げてくる

暑い暑いと
汗を拭き拭き

見上げた太陽
元気の良く
朝の光を撒き散らす

爽やかな風は
負けていき

上がる気温に
汗が吹き出す

元気な太陽は好きだけど
やっぱり
そろそろ雨が欲しい

雨をくれ

枝を伸ばす木々たちを
照らす
朝の光は眩しすぎる