朝の詩 71
ゆっくりと
ゆっくりと
夜が明けて
賑やかな
鳥が歌い出す
晴れ渡る空
真っ青なキャンパスに
雲が描く
落書き
その落書きは
誰かにあてた
秘密事
解読するなんて
野暮な事
こっそり
こっそり
眺めて
「かの人」を
ひっそり
ひっそり
思う朝
ゆっくりと
ゆっくりと
夜が明けて
賑やかな
鳥が歌い出す
晴れ渡る空
真っ青なキャンパスに
雲が描く
落書き
その落書きは
誰かにあてた
秘密事
解読するなんて
野暮な事
こっそり
こっそり
眺めて
「かの人」を
ひっそり
ひっそり
思う朝