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朝の詩 44

鈍色の空

山寺の鐘がなり
朝を告げる

大きなリュックを背負って
君は旅に出かける

大きなリュックは
重そうで

大丈夫かな?

心配になるけれど

幸せそうに笑う君

嬉しそうな君の笑顔に

楽しんでおいで

どうか無事に帰って来ますように

背中に願いを込めて
見えなくなるまで
手を振った朝

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