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あの頃の夏の記憶

オシロイバナがようやく咲いた。

咲いたけれども、種袋を良く見なかったけれども、
なんだか黄色の花がいっぱい。

それから、ピンクが少しと赤がほんの少し。

オシロイバナって、
小学生の頃に爪に色を付けて遊んでいたような?

あの頃も黄色の花ってあったっけ?

「元気がいいけどパッとしない花ね」

家族に言われる前に、ちゃんと自分も感じてる。

「小さくて可愛いじゃない」

黄色の花が好きでも、
もっと存在感がなければ却下なのね、と家族の好みを思う。

私は私で白い花が好き。

「もう少し大きくしっかり開けばいいのに」

雨続きでそれは無理な話なのでは・・・。

オシロイバナってこんな地味な花だった?

小学生の頃の記憶をたぐりよせても思い出せない。

オシロイっていう言葉だけに魅かれていたのかも?

それに小さい子供がつまむにちょうどいい大きさ。

仲良くなりやすい背丈の目線。

あの頃の夏休みはもう、遠い遠い記憶になってしまった。

この梅雨があけて、夏の陽ざしに対抗するような強さで、
めいっぱい輝くように、こぼれだすように、
競争するように咲く花だったのかな?

せっかく咲き始めたのに、がっかりしてごめんねと
オシロイバナの前でたたずんで謝る朝。

Jacquelineさんの記事を読んで、反省することしきり。

今日も雨だなぁ。


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野原 綾
花の苗を買って、世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡

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