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プラムワインで夜はしっかりやってくる

このところおふたりからお手製の梅酒をいただいた。

梅酒作成歴の浅い私としては気になるお味。

ひとつはとーーーーーっても濃い!

ドロリと濃厚な感じは、まるで果肉をすりおろして入れたかのよう。

分量が独自なのだろうか。

しかも砂糖の量も多いし、アルコール度も高く感じる。

ちょっと舐めただけで、お酒に弱い私は頭が痛くなるほど。

とてもロックでなんか飲めない。

割って飲んでも、濃厚さがキツイ。

美味しいけどキツイ。

甘いけどキツイ。

ちょうど、愛用のヨーグルトリキュールが届いたので、
こちらはロックでぐびぐびやってしまう。

どろりとして美味しさは爽やかで、甘みもちょうどいい。

どうしたらあんなにドロリとした梅酒になるのだろうか?

北海道出身の方なので、もしや向こうでは違うレシピが流通?

絶対のん兵衛も多そうだし。

もうひとつの梅酒は、大五郎のデカペットボトルでいただいた。

畑仕事の好きなご主人のお手製だという。

オレンジゴールドの色は、私のより濃くて、北海道製よりも薄め。

念のため、ソーダで割って飲んでみる。

いまひとつ。

思い直して、氷を入れたグラスにそのままに注ぐ。

(あ、好みの味)

どうしよう、ぐびぐび飲めてしまう。

梅の実の違いかな・・・。

氷砂糖と35℃のリカーと梅の実だけなはずなのに、
なんでこんなに味が違うんだろう。

とても不思議だ。

私のはもっとさっぱりして、綺麗な色で、
先日帰省した娘も「美味しい」と感激してくれたけど、
私には村上春樹の小説のように刺激が足りない。

なんでだ。

ひたすら梅の実の出来具合なのかな~。

今年の梅酒の仕込はもう終わりだけど、
こんなに簡単に作れるものにみんなが夢中になればいいのに。

洗うのが一番の手間。

ニンニク味噌をつくるのも、
ニンニクの皮を向いて擦るのが一番の手間。

美味しいものにこだわる思いは、
もっと楽しい生活になると思うんだけどなぁ~。

美味しいものだけはなかなか効率的とはいかないけれど、
その手間に秘密があると思う。

美味しいプラムワインで、
このところ寝苦しさからの不眠とはオサラバしてる。

朝がすっきりですよ。


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野原 綾
花の苗を買って、世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡

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