ひとり親の就業支援はSDGsの取り組みにもつながる
SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。
ひとり親の就業支援をすることによって、企業側はどんなことに貢献できるのか?
その前にまず初めに知っておいて頂きたいのが、ひとり親は貧困率が高いということです。
その割合は、約50%と2人に1人は貧困世帯というわけです。
それでは、ひとり親の就業支援の効果について、SDGsに当てはめて見ていきます。
貧困をなくそう
・2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
飢餓をゼロに
2030年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。
質の高い教育をみんなに
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
働きがいも経済成長も
2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。
移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、すべての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。
人や国の不平等をなくそう
差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、ならびに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。
2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。