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【これも自己否定!?】人嫌いの根っこの部分

人が苦手

前に超陽キャの先輩にそう言ったら、

「人好きって言った方がいいよ。
『人嫌い』って印象悪いからさ」って
言われたことある。

でも、嫌いなものは嫌いで、
それを無理に「人好き」って
言う必要があるのかな?って。

その先輩は、上司や偉い人には
へこへこするタイプだし。


通勤ラッシュの電車や
週末のショッピングモールみたいに、
人がたくさんいる場所に行くと、
いろんな人にイライラする。

特に、周りを気にせずぶつかってくる人や、
配慮のない人には余計に…。

考えなければいいのに、
つい頭の中でネガティブなループが始まる。


でも、言葉って、
自分自身が一番聞いてるんだよね。

心の声だって、自分に全部聞こえてる。
たとえ心の中だけで思ったとしても。


「あの人嫌いだな」「なんか嫌な感じ」
「ムカつく」「もっとちゃんとしてほしい」——

こういった言葉は、
結局全部、自分に向けられてた。

「嫌い」は自分が嫌い
「苦手」は自分みたいなタイプが苦手、
「ムカつく」「ちゃんとして」は、
自分自身への暴言みたいなもの。


それに気づいたのは、
すごく強い感情が湧き上がった時

ある友達と連絡を取り合っていて、
ある日急に連絡が途絶えたことがあって。

その時、何とも言えない不安や苛立ち、
悲しみが一気にこみ上げてきて

もう本当にネガティブな感情が止まらなくて、
体が反応するくらいの強い感情だった。

信じていた人に裏切られたとか、
期待通りにいかなかった時みたいな感じ。

こんなに感情が揺さぶられるなんて、
一体何が原因なんだろうって、考えてみた



あの時、私はその友達のことを、
すごく悪い方向に考えていたなって。

心の中で、

「もういいや」
「あなたの方が劣ってる」
「関わる必要ない」
「あなたなんて必要ない」と、

いろんな悪い条件を無理やり探し出して、
友達と距離を置くための理由を作ってた。

でも、冷静に考えてみると、
実はその思いって全部自分に向けてた。

「あなたは劣っている」
「ここも、ここも、ここもダメだ」って、

自分自身に言い聞かせてるようなものだった

一番強かったのは、
「あなたなんて必要ない」という感情。

この言葉が、
実はずっと私の中に根強くあって、
自己否定を繰り返して自分を傷つけてた。

もうこれ以上、傷つきたくないって
思いが強くなりすぎて、
出来事を歪んで見てしまってた。

これは全部嘘で、
空想のネガティブな思い込みだった。

「あなたなんて必要ない」
「関わらなくていい存在」。

この思い込みがあったからこそ、
その友達を必要以上に
悪者にして、、、

「どうせ私は…」って拗ねた感情が
心の中で勝手にストーリーを
作り上げてて、、

これが、
苦しかった原因だったんだなって。


こんなに強い感情を感じる時って、
たいてい自分の心の中にある、
幼少期のトラウマやネガティブな
思い込みに引っかかる部分がある。


この「嘘の正体」に気づいて、

「そんなことないよ」
「それはただの思い込みだよ」って

理解できたら、
全く違うストーリーが生まれる。

普段、よく浮かんでくる言葉にヒントがあって、

もし「ありがとう」「愛してるよ」みたいな
優しい、あったかい言葉に変わったら
見える世界もちょっと違ってくるのかも

結局、自分が一番よく聞いてる。

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