『習慣化を図るには行動パターンに紐づけて!?』 プチっとスタディ vol.25
[キーワードと言い換え]
if-thenルール
≒
既存行動自体をトリガーとして習慣化を促進するルール設定
[解説]
皆さんも
なかなか新しい習慣が身につかないな…
なんてことありませんか?
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
何気に「これをしよう!」と思い立っても、
実際にやり始めると数回程度しかできずに終わってしまった経験は多いはずです。
(ホント3日坊主とはよく言ったもの笑)
やらなきゃと思っていても行動はなかなか伴わないものですよね。
(耳が痛いなぁ・・・)
何もない状態から習慣をつけ足すだけって、
余程のことがない限り難しいんですよ。
そんな時に有効なのがif-thenルールです。
’もし○○(きっかけになる状況)が起こったら□□(習慣化したい行動)をする’
と決めておくことで行動を定着させる方法となります。
(ようわからんなぁ笑)
これだけ聞いてもなんじゃそりゃ?って感じじゃないですか?
はい、では早速ケーススタディへGO!
[ケーススタディ]
皆さんの日常を思い浮べてください。
皆さんは朝目が覚めたら何をしますか?
朝目が覚めたら
概ね
・トイレに行く
・顔を洗う
・歯を磨く
・水を飲む
等の習慣が決まっているはずです。
(まあ、そうだね)
その行動って意識してますか?いや、ほとんど意識してないですよね?
if-thenルールの一番わかりやすい例は今紹介した習慣です。
(へっ?)
「朝起きたら、歯を磨く。」
つまり
「○○したら、□□をする。」
というシンプルなルールを設定することで難なく習慣化を図るのです。
(いや、でも…)
いや、でもと思ったそこのアナタ!
肝心な部分ですが、「if」にあたる「○○したら」は日常の中でまず「あなたが確実に取る行動」である必要があります。
※今回は習慣化を取り上げているだけなので、もちろんそれ以外もあるよ笑
ご飯を食べる前には手を洗う。当たり前ですね?
挨拶されたら、挨拶し返す。そういうものでしょ?
①筋トレを習慣化したい場合
ベッドから起き上がったらスクワットを5回する。
とか
②読書を習慣化したい場合
お風呂から上がったら本を1ページ読む。
とか
③ダイエットしたい場合
おなかが減ったらナッツを3つ食べる。
とか
「then」にあたる「習慣化したい行動」も重いハードルを設けるのではなく、
簡単に行動に移せるものに留めてあげましょう。
今まで行動すら出来ていなかったことを「行動に移す」為のきっかけなので、
無理なノルマは逆効果です。
(ふむふむ)
むしろ行動する習慣が出来れば、徐々にその行動の範囲を広げたりレベルを上げたりしていけばいいのです。
まずは行動に移す状況を作るところからですよ!
vol.10のイシューでは「困ったことがあったら、物事を掘り下げる」
なんて投げかけもしていましたが、
これもif-thenの構図ですよね。
(なんと!)
[投げかけ]
皆さんも
新しい習慣を作る時は、日頃の行動等に紐づけてみてはいかがでしょうか?
以上
今回はif-thenルールを解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回はいくつかリクエスト頂いた中から
『レジリエンス』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!