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BTOBマーケターがガチでおすすめする!ChatGPTでの効率アップ術5選

こんにちは。Woody(@hayashi_woody)です。

昨今、話題になっている生成AI。特に文章をAIが自動生成する「ChatGPT」は昨年APIが公開され、社会に大きなインパクトを残しました。

また、ビジネスシーンにおいてもChatGPTをビジネスでどう活用するか議論がなされてきました。現に、Saas業界では機能の一部にChatGPTのAPIを組み込んでいるプロダクトも多くあります。

そして、私たちマーケターにおいても、このChatGPTをはじめとした生成AIを業務にどう活用するのがよいのか?実際に活用してみて本当に効果はあるのか?と考える方も多いのではないでしょうか?

私はこれまでSaas業界での業務経験を積んできましたが、その中で実際に「ChatGPTをフルに活用して業務効率化ないしは生産性向上を実現する」ことができました。

そこで、本日は、私が実践してきた中でガチでおすすめする「ChatGPTでの効率アップ術5選」をご紹介します。


ChatGPTとは?

ChatGPTは、OpenAIが開発した言語モデルで、対話型で自然なコミュニケーションが可能なAIです。
人間が文章を入力すると、その文章の文脈を理解して適切な返答を文章生成します。
様々なタスクに対応しすることができ主に下記のことができます。

  • 文章生成

  • 文章理解

  • 質問応答

  • 文章の要約

上記のようになど、幅広い自然言語処理を実現できます。

ChatGPTを活用することで得られるメリット

ChatGPTを活用することで、私たちマーケターはどのような効果を実感できるのでしょうか?ChatGPTをはじめとした生成AIでは以下のことが実現できることが期待できます。

業務効率化

これまで、文章の作成などマーケター自身が作成した一部作業をChatGPTを活用することで工数を大きく削減できることができます。負担の多かった定型業務やこれまで作成に手間のかかるような施策やタスクなどに関わる負担を大きく軽減することができます。

生産性向上

業務効率化をすることでマーケターが本来集中すべきイシューに対してリソースを投下できるので生産性向上が期待できます。また、ChatGPTでは正しいプロンプトを出力すれば、記事やメールのドラフトの作成をサポートすることが可能です。

BTOBマーケターがガチでおすすめする!ChatGPTでの効率アップ術5選

ここまで、ChatGPTを活用するメリットをご紹介してきましたが、実際にどのような活用ができるのか?私が実践してガチで役に立った効率化アップ術をご紹介します。

セミナータイトルの考案

特にイベントマーケターなど、セミナーや展示会のタグライン、いわゆる「タイトル」は集客や狙うべきターゲットを呼び込むための生命線とも入れる要素です。しかし、よいタイトルが思いつかなかったり、タイトルはつくったけどいまいちパッとしないこともあると思います。そんなタイトル作成をChatGPTにサポートしてもらうことで、さまざまな角度からタイトル案をサジェストしてくれます。

ブログ記事の作成

ブログ記事の作成においても大きく活用できます。自社メディアをもっているインハウスのコンテンツマーケターの方など、最新のトピックやキーワードを狙って、記事を作成することが多いと思います。ただ、その記事の作成自体にも工数がかかることがあると思いますが、ChatGPTを活用して、ブログ作成を実際にやってもらうというのも活用できます。実際に、ブログ記事を全てChatGPTにやってもらっているというケースも多く耳にします。

メルマガのタイトル作成/シナリオ作り

メルマガの作成など、自社のハウスリストで保有している顧客にたいして定期的にコミュニケーションが取れる手段としてメルマガやとても有効です。マーケティング施策のなかでもっとも効果的にかつ確実性のあるメルマガはセグメントを変えてそれぞれにあった最適なメールタイトルとシナリオ作りが必要です。その設計やシナリオ作成にもChatGPTが有効活用できると考えられます。

ホワイトペーパーの構成案のたたき作成

ホワイトペーパーの作成など、企画構成からホワイトペーパーで説明するテキスト内容のドラフトをChatGPTを活用できることもおすすめです。ホワイトペーパーのデザインレイアウトやイラストなど状況に応じて、デザイナーや自身で装飾する必要はありますが、ホワイトペーパーで最も重要なのは、「テキスト」です。作成にかかるテキスト生成の一部をChatGPTを活用することでこれまでよりも質の良いホワイトペーパーを量産することができます。

その他:ビジネスメールやチャットなどの誤字脱字、文章校正

マーケティング施策だけに限らず、ビジネスマンすべてに共通するメールのやりとりやチャット。その文章を作成してくれるのもChatGPTが活用できるポイントです。さらに、自身で文章を作成したあとChatGPTに誤字脱字や文章校正をお願いすると正しい文章を提案してくれたり、誤字がある箇所を指摘してくれます。

ChatGPTを活用するために注意すべきポイント

ChatGPTを活用できるシーンをここまで解説してきましたが、ChatGPTの台頭により下記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

  • ChatGPTがあればすべて解決するのでは?

  • ChatGPTがあるとマーケターは不要なのではないか?

しかし、ChatGPTの活用は万事解決できるものではないと私は考えています。AIは機械学習により生成するためその精度自体はまだまだだというのが個人的な見解です。

ファクトに基づいているかは人が確認する

ChatGPTをはじめ生成AIは「ハルシネーション」というAIが堂々と嘘をつく現象がおこることが考えられます。ハルシネーションを回避しなければ、生成した文章がファクトに基づいていなかったり、あからさまな虚偽の情報を発信する懸念があります。マーケターは生成した文章が「本当にファクトに基づいているか」「事実として明らかになっているものか」を自分自身で確認する必要があります。

プロンプトは曖昧な表現を避け、要件はマーケター自身が言語化する

ChatGPTに指示をだす「プロンプト」が曖昧な表現な場合、欲しい答えや文章が生成されないとうい懸念があります。例えば「食べ物をテーマにした記事を書いて」というと記事の生成をしてくれますが、それは「野菜」なのか「果物なのか」それとも「健康によい食べ物」なのか「珍しい食べ物なのか」によって文章が異なってきます。このような曖昧な表現では欲しい文章が得られない可能性があるため、例えばプロンプトを「リモートワーカーにおすすめする健康によい果物をテーマにした記事を2000文字で書いて」などより詳細かつ具体的な指示をすることが重要です。

あくまでドラフトを作成するため、目検でチェックを欠かさない

後述したように、ハルシネーションのリスクがあるためドラフトを作成したあとはそのまま公開や発信をせず、人の目で確認することが重要です。また、ChatGPTが生成する文章は、決まった言い回しや表現が多いため、マーケター自身の独自性を重視することが必要であれば、自身で修正や調整することをお勧めします。

最後に

いかがでしたでしょうか?ChatGPTは私たちマーケターの仕事をラクにする画期的なツールですが「AIをうまく活用して」「人の力で作り上げる」ことが大切だと考えております。AIはすべてを代替できるわけではありませんし、マーケターの仕事がAIにとられることは私たちが、これまでにない企画やPRを創造することをやめなければなくなりません。

少しでもお役に立てたら幸いです。

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