「コピー人間」2024/02/22の日記
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朝。通勤中に「明日から連休だし今夜は自炊でもするか〜」と考えていた。
せっかく作るなら何食分か纏めて作れるものがいい。普段レトルト食品やコンビニごはんばかりなので、健康的に野菜をたくさん摂れるものがいいし、最近寒いから温かいスープがいい。そうなると必然的にポトフかカレーかシチューになる。これらのジャンルは「義務汁」とする。健康のために野菜や肉を摂取するための汁。
気分的にカレーかシチューがいいけどどっちにしよう。
先日冷凍のシーフードミックスを買ったからシーフードカレーでもいいし、ほうれん草があるからシチューでもいい。逆にシーフードのシチューもいいし、ほうれん草が入ったカレーもいい。何が入っても美味しい系の料理はそれぞれ親和性がすごいな。彼らはみな協調性がある。
というか、半分ずつどっちも作ったらいいのでは?!同じ材料でルウだけ変えたら差を楽しめるし!最高では?!!?天才の発想?!?!!
ワクワクしてきた。
ワクワクしながら歩いていたら、歩道に向かってぼろぼろの靴が揃えて並べられていてなんか嫌だった。
屋上の飛び降りみたいに、道路の飛び出しも靴を脱ぐんだろうか。
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仕事の話。もうすぐ異動の内示がでるが、わたしも異動の候補者だ。今担当している仕事は、別の人に引継ぐ予定。
一緒に業務を担当している先輩(50代)に対して「来年度はわたし居ないと思うのでこの件お願いしますね」と声をかけたら、「ぼくたち〇〇さんのコピー人間じゃないんだよ」と言われた。
コピー人間??は???
先輩ははっきりものを言わない。判断をするべき場面で論点をずらすようなことを言うし、のらりくらり逃れて、打合せでだらだらと関係ない話をする。みんなが既に理解している手前の話をなぞったり、同じ話を繰り返すから、せっかちなわたしは苛立ってしまう。
仕事のモチベーションも低い。日々の仕事をなんとなくこなしているだけ。人事評価も意識してない。その場が収まればいいし、自分がよければいいと思っていて、自分の甘い判断で誰かが困ることや今後起こり得る問題まで見越して仕事ができない。
自分の意思もない。「こうしたい」がないから流されて仕事をしている。思考停止。当事者意識がないから人任せ。
わたしと全てが真逆で嫌だった。自分のように仕事をしろと思想を強要するつもりはないし、期待なんてしていないけど、何を大事に仕事をするか考えてほしいだけだったのにコピー人間って。
言いたいことが多すぎて黙っちゃった。いろいろと弁解というか説明をしようとしたけど、伝わらない気がして諦めた。諦めると人は黙る。
伝えるって労力がかかる。伝える意味がないときは諦めていい。20個以上歳の離れたおじさんを諭す筋合いはないから。
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帰宅してシチューのルウが家にないことに気づいた。カレーとシチュー、どっちも作る予定がどっちも作れなくなった途端に何も作る気が失せた。
そういう人生。
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これはぎゅうぎゅうに箱詰めされて届いたカービィちゃん。
お前だけが癒し。かわいいね。