子らと育み生きた日々 はなれ 苦しい涙のとき 闇に暮れる どんな僕にも 生きる火の種 与えてくれた わたしに燃ゆる「ひ」の祈り 命に生かされ 意識に生きる 己に打ちならす 言の鐘 みなを照らせよ わたしの迎え火 荒井智哉 言葉の源泉 子どもたちを愛しています そんな子らの手を離し 傷をつけ 自分の声に一生懸命なあまり 皆を振り回し 離ればなれとなった 傲慢でわがままな こんな父を許して下さい ごめんなさい 傷をつけ 傷を負い 愛を失い 愛を得た
胸の蕾を 大きく開く 散ることのない 美しい花弁 喜びに満ちた花粉を ふんだんに携えて 魂誘う 芳香を漂わせる 胸の蕾を大きく開き 花の中心に 愛を迎え入れる 胸ひらく 胸をひらく 気がつけば 花は周り一面に 内なる大地に 溢れるほどに 咲き乱れ あらゆる存在が 繋がりに居る 感謝の中に居る
豊かな自然と共に 自給自足のようなくらしをして あらゆる生命がかがやき 循環の一つとしてくらしている ここにあるもので何かをつくり 花を摘む幼子のように あなたに贈る 愛巡り、身も心も温かい 愛する家族や友人たちと 火を囲み唄いたのしみ 花に囲まれ笑いあう 信頼と真の愛に満ちた時間 何をするでもなく 刻を共に過ごせる喜び 内なるよろこびを分かちあう あぁ あいがあふれる ここは神の両手に包まれた 小さな小さな泡の一つ ここは大樹の両腕に抱かれた 安らかな杜
水のように 自在に自由に 外からのものも 内からのものも 受け入れ 流す わたしはだあれ 反応によって滞らず 清らかに流るる わたしはだあれ よいもわるいも 混ぜあわせ 透明 生みだす わたしはだあれ 無邪気な乙女の様にすなおに たおやかな母の様に見守る 瞳の奥の わたしはだあれ 目を観つめ 微笑み 香を聞き 息静まる 体は緩み 心開かれる 味わい含み 気配に澄ます 五感に宇宙 重ねる わたしはだあれ 荒井智哉
特別な何かでなくとも 美しさは この草むらに 無数にある 一草 一葉に 感動がある 儚く 消えてしまうけれど 僕を満たしてくれる 美しさは この一つの草にある 特別な事はできないけれど 愛は あなたの内に 無限にある 一呼吸 一仕草に やさしさがある 形なく 伝わらなくとも 僕を 満たし溢れる愛は その胸の内に いつもある
だれかをかえたいわけじゃない なにかにふまんがあるんじゃない ただわたしを表現したい えがおや涙やよろこびが 怒りや恐れが ある事を 生きてみなを あいしていることを この体であらわしたい いきている えがおでいたい わけもなく ただほほえんでいたい それがわたし そのもの 荒井智哉
わたしは呼吸する 息が入り 広がる空間がある 息が出て 観察する時間がある わたしは呼吸する 呼吸する 純粋な意識がある 呼吸する 美しい宇宙がある わたしは愛する わたしの目の前を愛する わたしの胸の内を愛する わたしは生きる わたしを生きる わたしをゆだね生きる わたしは神 土を踏む神 天仰ぐ神 わたしは祈り わたしは祈り 創造する わたしは祈り 感謝する
木も彫らず、絵も描かず ゆっくり休み、空間を空け 感じるままに行動し 何の意味があるのかなど考えず 導かれるままに 逢うべく人たちに逢い 神々に祈り、今に感謝し 自己と向き合った 真に僕の在るべき姿は何なのか 魂は何を僕に伝えているのか 僕のやるべき仕事は何なのか 僕の愛する人は誰なのか 問いに問いに問い続け 内なる私は少しずつ答えてくれた 「あなたがあなたらしく 笑顔で健やかで、喜びに 閃きに、愛に満ち 森を海を川を生き、夢中の今を
子どもたちを愛しています そんな、子らの手を離し、傷つけ、 自分の声に一生懸命なあまり 皆を振り回し、離ればなれとなった 傲慢で、わがままな、 こんな父を許して下さい ごめんなさい。 傷をつけ、傷を負い 愛を失い、愛を得た 自己を探し、自己を見失い 自己を否定し、他者を受け入れた 期待も不満も心配も こだわりも目的も達成も 肯定も否定も承認も 全てあきらめ 全て手放した 抵抗せず あけわたした もう何も求めない もう何も探さない
わたしの光は、闇の賜物 わたしの闇に、光を見出す 闇に感謝し、 闇に微笑む 闇を讃え、 光を讃え ありのままの今を愛せよ 耐えられぬ闇は、美しい光と一つだ 闇のないわたしなど、わたしではない 変わらなくていい、変えるものは何もない 焦らなくていい、 変化は自然と訪れる 欠点などない、あるのは周期 満ちては欠け、朝になり夜となる 全ては完璧、 あるのは流れ 常に宇宙の愛の流れと共にある 全ての闇よ、もう隠れなくてよい 光と共に前にいでよ 二つのうちの一つで
僕らは小さな こんぺいとう でこ凸ぼこ凹 十人十色 光り輝く いびつな僕たち私たち いびつを認め いびつを許し いびつを晒せ できることできないこと 得意なこと苦手なこと ありのまま 手をひろげ 怖がらず 感謝とともに 受け入れて ありのまま 手をつなぎ 喜び 溢れるままに 手渡して 不完全だからこそ 不足があるからこそ 完璧なんだ それでいいんだ 皆で 一体 皆で 完全 一人じゃない 繋がっている 繋がっていると 信頼して 大丈夫
世界は平面(フラット)な世界へと移行しています。 ピラミッド型の社会構造や、山あり谷ありの人生や、浮き沈み激しい感情も あらゆる凹凸が平面という形の静かな輝く湖面の世界 まんまるで刺のない調和的な性格へと自ら変化しようとしています。 そして、平らへと誘う人、事、物が今、重要となっています。 繋がる事、共有する事、共感する事、自立する事、助ける事、 みんなが一緒に平らでピカピカの丸にしようとしています。 この前提には全てにおいて自分が満足出来ること 心地よい事である必要
やめよう! 嫌いな事はもうやめよう そして好きな事 気になる事をはじめよう あまり遠い先を見ず ひとすじの光を信じ この人生でその夢を体験すると自分に誓ってほしい 大切なことは、したいと思ったその瞬間 今できる事で行動する事だ 今まで後回しにしてきた本当の自分からはもう逃げられない 誰のもの
ぼくはぼくだと思ってた あなたはあなただと思ってた だけど違った 別々じゃなかった ぼくとあなたは 同じ一つの海だった ぼくとあなたは 同じ一つの空だった 波立つ感情の水面 雷雨はげしい痛みの雲を超えて 手をつなぎ 一つとなる 目をつむり心静かに坐るとき 目をひらき心煌めき踊るとき
みつめよう 己の闇に目を向けよう 僕のまなざしは光 闇を照らす愛 あいのひかりで 別け隔てなく この太陽のように すみずみまで差し照らそう けして のけものにするな 僕の全てが光となるまで
削っても 削っても 僕のまま あらいくまや