ただ一つ

わたしの光は、闇の賜物
わたしの闇に、光を見出す
闇に感謝し、　闇に微笑む
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闇を讃え、　　光を讃え
ありのままの今を愛せよ
耐えられぬ闇は、美しい光と一つだ
闇のないわたしなど、わたしではない
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変わらなくていい、変えるものは何もない
焦らなくていい、　変化は自然と訪れる
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欠点などない、あるのは周期
満ちては欠け、朝になり夜となる
全ては完璧、　あるのは流れ
常に宇宙の愛の流れと共にある
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全ての闇よ、もう隠れなくてよい
光と共に前にいでよ
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二つのうちの一つではない
どちらかではない
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二つで一つなのだと
わたしはもう思い出した
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だからもう探さないよ
すでに全てに愛され
満たされている
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ここからは
わたしの愛で皆を満たす番
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「我、生命の樹となりて、実を育もう
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　我、生命の大樹となり、両腕を広げ
　強い陽射しから子らを守る、役目となろう
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　我、陽を受け　雨を受け
　葉を繁らし　果実を実らせ
　愛を授かり　愛を与える
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　愛を呼吸する生命の大樹となろう！」
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七夕に今の想いを託す

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　荒井智哉