【イベントレポ】初めてのイベント遠征!6/23 北海道コミティア19参加レポート
こんにちは、にしうらです。
先週末の6/23(日)に札幌で開催された 北海道COMITIA19 にサークル参加してきました。初めてのイベント遠征&地方コミティア参加でもあったので、感想以外にもかかった交通費や宿泊費も含めていつもより少し具体的にレポートしていきたいと思います。
地方コミティアへの参加を考えている方の参考になれば幸いです。
北海道COMITIAの公式サイトはこちら↓。札幌で年に2回開催されている、創作オンリーの同人イベントです。
札幌までの移動
せっかく札幌に行くなら気になっていた美術館や博物館も回りたいぞ!という事でイベント前々日の金曜夕方の飛行機(AIRDO • ᴥ • )で羽田から新千歳へ。
20年ぶりに行く札幌という事もあり、金曜は新千歳でご飯を食べてから快速エアポートで札幌駅へ移動、その後に予約していたホステルへ到着。早めに休みました。
土曜日は早めに起きて自転車を借りて北海道立三岸好太郎美術館や北海道大学植物園、北海道大学総合博物館などを回ってきました。このあたりのレポを順に書くとイベントレポに突入するまで小一時間かかるので今回の記事では省略します。多分別の記事で書く。
北海道コミティア当日の様子
サークル入場時間が10時だったので、その10分ほど前に会場到着。
北海道コミティアが開催される大ホールはかなり広々としていて、通りやサークルのスペースもゆったりとられていて快適でした。(会場内で不特定多数の方が映り込む写真撮影は禁止だったので、ホール内の写真はなし)
一般参加の方々が座って休む事ができるスペースが会場内に設置されていたのも良かったです。
1時間で設営、準備を済ませて11時に開場。
初めての地方コミティア参加だったので、自分のスペースに来てくれる方がいるのかかなりどきどきしていたのですが、開場して5分ほどで早速買いに来てくれた方がいて本当にほっとしました…。ありがとうございます😭
東京のコミティアに比べて一般参加の方の流れもゆるやかでしたが、おかげで来てくださった方と色々お話ができて楽しかったです。
「いつも通販で購入してました」と今回や5月の新刊購入して下さる方がちょこちょこいらっしゃったり、「いつもpixivで見ています。通販が利用できないので今回全種買いに来ました!」と言ってくださる方がいたりして、とても嬉しかったです。
また「ジヴェルニーの事を最近調べていて…」と言って『モネの足跡を巡る旅』に興味を持ってくださったり、「『モネのキッチン』読んでました」という方も…どのお言葉も本当に嬉しかった〜。皆様がいろんな温かいお言葉をかけてくださるのに、自分はこれしか言えなくて申し訳ないのですが…本当に本当にありがとうございます😭 次の本も頑張ります!
宅配搬入した数も、売り切れが出る事なくどれも少しずつ余る感じでちょうど良かったです。
イベントの時間は15時まで。残った在庫と畳んだ什器をダンボールにしまい、宅配搬出にお願いして15時半頃に会場を後にしました。
宅配搬出を出す時間が締切ギリギリになってしまったので、次も参加するなら15分くらい前からゆるゆると片付けていく必要があるかも。(自分用メモ)
今回のスペース設営
ディスプレイを遠征仕様に
今回は遠征ということもあり、ポスタースタンドやPOPスタンドなどかさばる什器は持っていかず、机の上のお品書きはミニイーゼルで立てる簡易仕様の設営にしました。
事前に宅配搬入で送ったのはこちら。
👉 在庫、見本誌、ミニイーゼル、組み立て式ダンボール棚
重かったり嵩張りそうなものを中心に宅配で会場へ搬入しました。ヤマト便使用で東京から北海道で所要日数2日、料金は2070円でした。
手で持って行ったのは以下。
👉 サークル布、おしながき、釣り銭、ペーパーと名刺
これらを旅行用のキャリーに詰めて荷物と一緒に持って行きました。この程度なら手荷物のスペースをほぼとらなかったので、ちょうどいい感じでした。(釣り銭はいつものミニ金庫だと重すぎるので百均のコインケースを購入して、それに詰めていきました。それでも結構な重さでずっと持って歩くのしんどかった…)
イベント遠征する時は次も同じ感じでいこうと思います。
あと北海道コミティアの机は幅90cm×奥行き60cmという事ですごく広々していて本や什器が置きやすかったです…全部のイベントの机この広さになってほしい…(東京のイベントの机はだいたい幅90cm×奥行き45cm)
新アイテム『サークル布』
前回のコミティア148の設営写真と今回の設営写真を比べたらお気づきいただけると思いますが、今回のイベントに合わせて新しくオリジナルのサークル布を作りました。
印刷をお願いしたのはこちら、Original Factory さんです。
布の種類はポンジと厚手ツイルの2種、どちらも防炎仕様。自分は厚めの厚手ツイルの方にしました。初めて印刷をお願いしましたが、明るめの黄色も青も綺麗にでてとっても満足な仕上がりになりました。
8月のコミケやコミティアでも使うので良かったら見ていってください。
新刊『ハコダテゆるゆるさんぽ旅』について
今回出した新刊はこちら👇
今年の5月に北海道の函館で散歩してきた場所や食べたごはんを描いた本です。
当初は北海道コミティア参加記念のペーパーとして描いていたのですが、上のページを書いたらだいぶ楽しくなってきて、描きたいものや場所がちらほら出てきたので、少しページ数を足して本にしました。
12Pといつもよりだいぶ薄い本ですが、その分いつもやらない折り本仕様にしたり、本文を色インク刷りにしたりとかわいい本に仕上がったと思います。コミック紙クリームとあずき色インクの組み合わせも可愛くてお気に入りです。
印刷で使ったのはKANBI LIVREさんの「折り本セット」です。基本料金内で刷るインクを12色から選べるのが嬉しい。
今回初めて使用させていただきましたが、印刷も綺麗だったし問い合わせメールの返信も早くてとっても助かりました!また使いたいな。
地方コミティアに参加して感じた事
自分がいつも参加している東京コミティアと比較して、ここが違うな〜という点をまとめてみました。
よかった点1:来てくれた人とゆっくり交流できる
東京コミティアは参加サークルも一般参加者も多く、スペースに来てくださった方と落ち着いてお話しする事がなかなか難しいのですが、北海道コミティアは人の多さも流れもゆっくりなので、そこまでわたわたせずにお話しできたのが良かったです。
会場内を端から端まで見て回れる規模なので、早い時間から閉会近くまでゆるゆると手に取ってくれる方がいたのも良かった。
よかった点2:東京コミティアでは会えない方に会える
普段東京のコミティアには参加していない、地方コミティア中心に参加している一般やサークル参加の方々に自分の本を手に取ってもらうことができます。
とは言え、イベントの規模(参加サークル数)は東京コミティアの1/10位なので、売り上げ的には東京コミティアほどではありませんが、新規の方々に手に取ってもらえるのはとても嬉しいので、自分は行く価値ありと思えました。(今回初参加だったのもありますが、売り上げは東京コミティアの1/3〜1/4位でした)
普段は通販で購入されていた方に「北海道まで来てくれてありがとうございます」と言ってもらえたのも嬉しかったです。
よかった点3:イベントのついでに観光やグルメも楽しめる
これはイベント自体の話ではないのですが、地方コミティアへ遠征したついでに近くの観光を楽しんだり、時間的に観光が難しくてもその土地のごはんを楽しむ事ができます。
地方コミティアをきっかけに、いままで行く機会がなかった場所へ足を運んでみるのも楽しそうだなあと今回北ティアに参加して思いました。
驚いた点:新刊の締め切りが少し前倒しになる
新刊の印刷を印刷所にお願いする場合、東京や関西の大きめなイベントはだいたい直接搬入(印刷所が直接会場へ本を搬入する)で搬入されるので、原稿の締め切りはイベントの週の月曜〜水曜位になります。
ただ、地域や会場によっては印刷所から宅配便を使って、イベントの宅配受付期間(イベントの1〜3日前位)に合わせて搬入するので、締め切りが直接搬入可能なイベントより2日ほど早くなります(※)。
いままで直接搬入ができるイベントばかり参加していたので、この点について全く知らなくてびっくりしました…。次に参加する時のために自分用にメモ。
※印刷所の場所によっては、地方の会場にも直接搬入をしていることもあるので全て前倒しになるわけではありません。ただ、いつもの東京コミティアより2〜3日余裕をみておくと安心…という話です。
遠征にかかった交通、宿泊費など
一人参加、羽田から札幌への遠征の場合です。
ホテルや飛行機の値段は時期や購入タイミングによってかなり変わるので、あくまで一例としてみてください。飛行機とホステルは4月の上旬に購入、予約しました。
札幌への交通費
飛行機(AIRDO) 羽田⇄新千歳往復
約25,000円(スペシャル75の早割使用)
現地交通費
快速エアポート(新千歳⇄札幌往復)
1,150円×2=2,300円
公共交通機関(土曜、土曜の観光分も含む)
約1,500円
宿泊費
札幌市内のホステル、朝食込み3泊
約15,000円
宅配搬入出代
イベント会場、自宅へヤマトで送った荷物の送料です。
2,050円×2=4,100円
交通、宿泊費合計
約47,900円
これにご飯代やお土産も合わせるとだいたい6万位ですね。行ってみて実感しましたが、遠征ってそれなりにお金もかかって大変だ…。
自分は観光も兼ねて3泊したので、イベントのみで1〜2泊にしたり、旅行会社の航空券+ホテルのセットなど利用するともう少し安くなると思います。(自分は宿泊はホテルではなくホステルにしてちょっと節約しました)
飛行機も成田発ならもっと安い便があると思いますが、遠征慣れしていないのと自分の体力を考えて多少価格が上がっても行きやすい方をとりました。
イベント遠征、大変だったけどとても楽しかった!
北海道コミティア参加のレポートは以上になります。
地方コミティアへの参加を考えている方の参考になったら幸いです。
北海道コミティア、次回は20回目という節目の回だそうです。
10月は少しタイミング的に難しいので、自分は不参加ですが来年また行きたいな〜!機会があれば他の地方コミティアにも参加してみたいです。
次回イベント予定
2024/08/12(月・祝) コミックマーケット104 東地区 “ヒ” ブロック 25b
2024/08/18(日) COMITIA149
8月のコミケは既刊のみ、8月のコミティアでチェコ旅行記本を出したいなあ…と考えてます。7月は家にこもって黙々と原稿を頑張ります。
それでは、また次の更新で。
2024.06.28
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今年1月に発売した文庫『フランスふらふら一人旅 モネの足跡をたどる旅』発売中です。ありがたいことに続編も重版出来です。
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『旅ノートのススメ』、『旅のスケッチ帳 2024.02. France Paris』などの同人誌はBOOTHで通販受付中です。
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