大人が子供を子供にする
大人っていつからだろう、大学生をしているとふと思うことがある。
実家暮らしの私は、親から見てきっと全然子供で。
でも、私は私の時間を自分で管理して、人と関わって、自分の世界を広げて、アルバイトをして働いて、お金を得て、勉強して。
ちゃんと色んなことを日々学んで成長している。
高校生までは、勉強と人間関係が頭の真ん中に居座っていたけど、
今の私はバイトの反省だとか、新しく始めてみたい活動だとか、自分の興味のある勉強だとか、自分磨きだとか、スケジュール管理だとか、本当に色んなことが頭の中に浮かんでいる。
でも外見だけを見て、親からそういう成長ってきっと見えていなくて。
日々近くにいるからこそ、余計に成長に気づいてもらえないんだと思う。
子供が、一緒に暮らす親の老化に気がつけないのと同じように。
私はよく母親にこう言われる。「まだあなたは大学生でしょう?」って。
まだまだしっかり子供扱いされてしまう。
私は、自分のことをもう子供だとは思っていないのに。
だけど、親に直接子供だと指摘されると「確かにまだ実家に住まわせてもらっている身の、大学生だもんな。」と納得してしまうんです。
そこで今日ふと思ったのは、「大人が子供を子供と定義し続けていては、子供は子供を辞められない」ということ。
大人が子供をもう子供ではないのだ、と気がつかない限り、
本当の意味で本人が自由な選択をすることが出来ない。
親という大人に子供扱いされ続けることで「まだ自分は子供だもんな。」と色んな選択肢や未来を無意識的に排除しかねないから。
だから、必要以上に従順な子供でいる必要ってないなと気がつきました。
親たちが子供を子供じゃないのだと気付かせる為には
子が反抗することも、きっと悪いことじゃない。そんな気がする。
しゃけ🐟