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7/13日記③ 神保町にてシェア型書店「ほんまる」を訪問

時系列と記事の順は逆になりますが。
日本武道館へ行く前に、神保町で今村翔吾さんが経営されているシェア型書店「ほんまる」へ行ってきました。

「今年やりたいことリスト100」に《個人書店の開拓》という項目を入れています。
昨年はじめて個人書店(本屋イトマイさん)を訪れて「こんな世界があるんだ!」とびっくりし、今年はもっといろいろな本屋に行ってみたいと思っていました。
しかし、1人でゆっくり出かける機会をなかなかとれず、ようやく訪れることができました。

シェア型書店とは何なのか。
「ほんまる」では、本を売りたい人(もしくは企業)に販売スペースを貸し出しているようです。
そして、その販売スペースを契約すると「棚主」と呼ばれるようです。かっこいいな、棚主。
そして、棚主は公序良俗に反しない限り自由に自分の好きな本をそこで販売することができるようです。
自分の好きな本を他の人にも読んでほしい人(棚主)と、新しい本に出会いたい人との出会いの場が設計されています。

実際に訪れてみると、棚ごとに様々な本が並べられていました。
(写真を撮ってよいのかわからず、ビビッて店内は撮影せず。)
大型書店同様に話題の新刊本を並べている棚もあれば、ビジネス系からディープな趣味の世界まで個性的な棚がたくさん。
よく調べてないのでどういうシステムかはわからないのですが、古書も並べられていました。

土曜日の昼過ぎということで店内はそれなりに賑わっていました。
(さすが神保町!)
この日は「何かピンとくる本に出会えますように」と、あえて鞄に本を持たずに出かけました。
気合いを入れて全ての棚を眺めましたが、残念ながらこの日はピンとくる本に出会えず。
(家の本棚が溢れそうなのが、少なからずブレーキとなったような気がしています)

この日は新しい本に出会えませんでしたが、”新しい書店の形”を見ることができたような気がして嬉しかったです。
書店が減っているといったニュースを見るのは悲しいので、本をできるだけ地元の書店で買うようにしています。
amazonで買うのは楽なんでしょうけど、それは読みたい本をピンポイントで買うための行動ですよね。
僕は書店をうろうろして、買う予定のなかった本と出会うのが好きです。
それなりの規模の書店なら、数時間うろうろするのは苦にならないどころか、むしろ至福の時間ですね。

大型書店の旗艦店みたいに多くのお客さんが来てくれてイベントもできるようなところは別として、ほとんどの書店は品揃えでamazonに勝つことはできないから、書店はそれぞれ個性的でサロンみたいになるのも有りなのかなとも思いました。
でも、それだとやっぱり書店は減ってしまうし、人口が少ない地域の本好きさんは書店に行けないままだし難しいですね。
とりあえず首都圏に住んでいる有難さを今は感じることとします。

また涼しくなるころに、「ほんまる」再訪してみたいと思います。
(それまでに本棚のスペースを空けなければ!)

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