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【フリーランス】未経験からゲーム業界に行けた3つの理由

こんにちは!イラストレーター・デザイナーのRitです。

私は現在、フリーランスでゲームのお仕事や企業様からのご依頼イラスト、個人の方からのご依頼イラスト、イラスト講師などのお仕事をしています。

専門学校や芸術大学で勉強をしたことはなく、一般の仕事をしながら自主制作や時々いただく依頼をこなしながらスキルや実績を増やし、今はフリーランスです。

今回は、「ゲームのお仕事」についてピックアップしたいと思います。
(講師をしているスクールの生徒さんは、将来イラストをお仕事にしたいと思っている子達が多く、自分のやってきたことを言語化しておきたいと思ったのでついでにシェアします)

未経験からゲーム業界に行けた3つの理由

【1】副業時代からPhotoshopやIllustratorなどAdobeのツールを勉強していた。

ゲーム会社や就くポジションにもよりますが、ゲームでデザイナーやイラストレーターとしてお仕事をするにはPhotoshopやIllustratorが使えることが必須の場合が多いです。
(カードイラストやスチルイラストのようにイラストを単体で描いて納品して完結するタイプのお仕事の場合はこの限りではありません。)

私が現在携わっているゲームは大きなIPを扱うので、時折版元の監修が入ったり、コラボが発生した時にお互いにデータを共有することがあります。
またチーム内で共有することもあります。
その時にそれぞれツールが違うとデータが扱えないことになります。

なので、互換性のあるAdobeのツールで統一している場合が多いのです。

私はもともとゲーム業界を目指していたわけではなく、たまたまAdobeを使っていたパターンですが、もし入りたいゲーム会社があれば求人情報などを見て、どんなソフトのスキルが必要なのかを調べて今から使っておくのは将来役にたつかもしれません。


【2】身近なとこから営業をして依頼を受け、実績を積んだ。

デザインやイラストでゲームのお仕事をする際、ポートフォリオや実務経験を求められます。

自己紹介や、私がイラストレーターになるきっかけの記事にも書きましたが
私は絵を描かないブランクの時期に、とある出会いをきっかけに再び絵を描き始めました。
そこから知り合いのプロジェクトでデザインやイラストが必要な時に自ら「できます!」「やりたい!」と声をかけて場数を増やしていきました。

当時はXはほとんど使っておらず、営業方法はFacebookの投稿と自作のチラシを店舗に貼らせてもらうという感じ。

Facebookの知り合いからは音楽教室のロゴとイラスト、保険会社の名刺イラスト、バンドのポスターやグッズイラスト、など色んな方から依頼をいただきました。

張り紙をしたチラシからは、新規でお店を開業するという方から、ロゴ、看板デザイン、Webバナーデザイン、名刺、フライヤー、店内に飾る用のイラストなど、クリエイティブ周りをほぼ任せてくださいました。

他にも国会議員、市長、市議選挙で使うイラストやデザイン、西野亮廣さんのプペル展やトークショーのお仕事など、
人の縁にも恵まれ副業時代に様々なお仕事の実績を作ることができました。

この時の実績を実務経験としてポートフォリオにしてゲームプロデューサーさんに見せたところ「一緒にお仕事しましょう」となりました。

誰しも最初は「やったことないこと」だらけで、自信もないと思いますが、
まずは「イラストレーター(デザイナー)」を名乗ってしまい、「やります!できます!」と果敢に飛び込んでしまうのは結構ありなのではと思います。
それで実力不足で満足してもらえなかったり、失敗もたくさんすると思いますが、駆け出し時代は特に失敗はつきものだと思います。

_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 根拠のない自信って大事ですよ! <
 ̄Y^ Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

ちなみに、私は絵を描いていないブランクの時期を経て、大人になってからイラストレーターの活動を始めたので、地道に実績を積んでいきましたが、
皆さんがまだ学生で、ゲーム会社に行きたいという目標があるなら専門の学校に行った方が良い場合もあります!


【3】描きたい、作ってみたい、やってみたい、上手くなりたい

これ結構一番大事かなと思うのですが、
副業時代も今も変わらずですが、特に自主制作の原動力になっているのは「描きたい、作ってみたい、やってみたい、上手くなりたい」という欲求です。
お仕事の絵となるとそれだけではなく、クライアントの意図をしっかり取り入れて、ユーザーのことも考えなければいけないので、この欲求だけでは成り立ちませんが、この欲求があったから副業時代も続けてこれたし、今もお仕事は大変なこともめっちゃありますが、まだまだ絵もデザインも上手くなりたいし、やりたいことは尽きないし、ワクワクしながらお仕事ができることはありがたいことです。


SNSでフォロワーを増やすことやバズることが仕事につながる道だと思って(実際その道もある)SNS受けばかりを狙ってしまって絵を描くのが辛くなる人が多いと聞くので、純粋に楽しむことを忘れないで欲しいし、私の生徒さんにも、よりイラストを楽しむきっかけづくりや手助けができたらな〜と思います。


参考になったよ〜って方は #スキしてみて ね✨

Ritに聞いてみたいことがあったら質問箱で送ってください。
答えられる範囲で記事にして返答します。



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