君と僕
僕が求めたのかな
君が求めたのかな
二人が求め合ったのかな
時々コメントをしてくれてた
挨拶だったり
笑った感じのものだったり
他愛のない言葉のやりとりで
他の誰とも変わらない関係だった
それがあの日
きっとあの日が、二人の間の空気が変わった時だったんだね
その日の僕は孤独を強く感じていて
周りのものすべてに当りたい気分だった
自分の思いをどう消化していいのかわからなくなっていたんだ
そんなとき、君は僕に
「どうしたの?」
って聞いてきた
何がどうしただって?
聞いてどうする?
なんでそんなことを聞いてくる?
僕にだって分からないんだ
ちょっと反発的に思ってしまったけれど
そのときの君の言動がなければ
今の僕たちはいなかったのかもしれないね
僕の心に触れた君に
僕は少し心を開けて
当たり前のように想いを向けるようになってしまったよ
君と文字のやり取りをして
君と声のやり取りをするようになって
僕の想いは溢れていったけど
君の想いはなかなか伝えてくれなかったね
僕はずるいけど
君を誘導するように、君の心を聞き出したね
君の想いも溢れているということに喜びを感じたんだよ
「声が聞きたい」と言ってくれる君
「電話を切りたくない」と言ってくれる君
「早く逢いたい」と言ってくれる君
「大好き」と言ってくれる君
君が携帯にキスをしてくれてるのを気づいてるよ
そのたび僕が嬉しそうに微笑んでいるのを
君は知らないだろうね
君の言葉も
君の想いも
君の声も
すべてが僕の「嬉しい」ことになる
「あなたに呼ばれてるような気がしたの」
そんなふうに言ってくれる君は
もしかすると本当に僕の声が届いたのかもしれないね
「私が求めてるのをあなたが気づいてくれたの」
そうだね
君はずっと求めてたよね
僕も君に引き寄せられたんだね
本来なら出会うことのない人
出逢えたことが運命なんだって思える
僕の運命の人
僕の心を満たしてくれる人
僕はそれ以上に君を満たしたい
君が僕を想ってくれるより
僕は君を想っているよ
君のすべてを受け止めて
君をずっと幸せにしたい
君の笑顔が大好きなんだ
隣でその笑顔を見ていたいよ
二人向き合って
お互いの温度を感じて
優しく寄り添って
この先もずっと一緒に
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