「正常」と「異常」の境界線
「正常」とはなにか
「異常」とはなにか
そこの定義は私の中にない
そこの境界がわからないから
私の中では自分が思うものが常に「正常」となる
それは誰しもそうなんだろうと思う
『そんなの、みんなそうだよ』
そう言われることは「正常」なんだろう
そう言われることで、それを「正常」と理解する
人から教えられるたび
自分の中にあるものが「正常」と言えないということを知らされた
『普通はやらないよ』
『普通はそんなふうに思わないよ』
少しだけ自分の「正常」を出して相手の反応をみる
その反応によって学んできた
私はこれまで生きてきた中で
一般的な「正常」でいることに意識を向け
そういう自分を演じてきた
それでも演じきれない一般的な「正常」の枠から出てしまうものは
「少し変わってる」という言葉で処理してもらえるようにもしてきた
それでも
いまだ境界線はわからない
「少し変わってる」で済まされているうちはいい
それが
「変な人」や「危ない人」になってしまったら
そうなったとき
私は耐えられるだろうか
そうなるのが怖くて
精一杯「正常」である自分をつくり
精一杯「普通」でいようとしている
そこに生まれる「普通」に意味などないのに
それが私を苦しめるものになるのに
境界線がわかったところで
自分は変われないのに
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イラストお借りしました♡︎
ありがとうございます(ㅅ´ ˘ `)☆*。
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