アダルトチルドレン回復日記 ~何もしないをする時間~
【意識して何もしない?】
身体に異変が起こり続けていた時に意識的にやっていたことがある。
それは、
怠けることだ。
一見すると、ただのサボり。
でも、その時の僕には意味が十分にあることだった。
それはなぜか。
僕が目的を持って何かに打ち込むことで、自己を肯定していたからだ。
しかも無意識に。
今までのこの現象を僕は問題視していなかった。
でも、以前紹介した「恋愛依存症」という本でわかったことと
照らし合わせると、問題が見えてくる。
僕は自己否定感や自己無力感が強い人間だと、
本で学んだ。
だから、「あなたは愛されるに値する人間だよ」
と声をかけ続け、身体に異変が出た。
【新発見】
ここで整理したい。
・自己否定が強いこと。
・目的を持って何かに打ち込むことで、自己を肯定すること。
この2つからわかることがあった。
・自己否定が強いこと。
→そのままの自分を受け入れていない
・目的を持って何かに打ち込むことで、自己を肯定すること
→強迫的に何かをしないと自分を肯定できない
これを踏まえると、
何もしていないそのまんまの自分を肯定できない
のではないか。
僕はそう考えました。
だから、
何もしない時間
を取ることにしました。
そして、何もせず「あなたは愛されるに値する存在だよ」と声を
かけることにしました。
こうして家に帰って、意識的に何もしない時間を取り始めました。
最初は落ち着きませんでした。
自分に集中し、自分の身体に集中しました。
それでも、最初はうまくできず
別に見るわけでもなく、内容を理解するわけでもなく
ドラマや映画を流しながら続けました。
でも後になって気付いたのは
雑音がある方が自分に集中できると無意識に思ったのかもしれません。
だから雑音が欲しかったのだと思います。
こうして、何もしない自分を受け入れる時間が始まりました。
約2カ月もの間、僕は家に帰っては何もしない時間に浸っていました。
すると徐々に変化が起こってきました。
【追記部分:新たな試み】
それと、Xを始めることにしました。
「恋愛依存症」という本について、為になりそうな
文章を抜粋して呟くことにしました。
本を読む暇がない人にも少しだけでも、触れていただき
自己理解に繋がるフレーズがあれば、幸いです。
つづく