
春風吹くまにまに
月を優しく抱くのは
星の散りばめられた漆黒の夜
その穏やかな眼差しの先で
春風が花々と戯れる
灰桜色の花びらが月に照らされ
季節を違えた雪のように
ひらひらと舞う
霞んでいく想いと
浮かび上がる想いとを
波打つ湖面に並べ
それらが流れゆく先を眺めていた
今日と明日のあいだを
広げることは叶わない
春よ 春よ
その名に相応しい
暖かで 麗やかな 光風で
冷たく竦んだ この身を
隅々まで包み込んで欲しい
想いのまにまに
この原野を歩む力を与え賜う
月を優しく抱くのは
星の散りばめられた漆黒の夜
その穏やかな眼差しの先で
春風が花々と戯れる
灰桜色の花びらが月に照らされ
季節を違えた雪のように
ひらひらと舞う
霞んでいく想いと
浮かび上がる想いとを
波打つ湖面に並べ
それらが流れゆく先を眺めていた
今日と明日のあいだを
広げることは叶わない
春よ 春よ
その名に相応しい
暖かで 麗やかな 光風で
冷たく竦んだ この身を
隅々まで包み込んで欲しい
想いのまにまに
この原野を歩む力を与え賜う