看護・介護現場あるある　151

認知症対応編

認知症の方だけではありませんが、問題行動の１つに離棟・離設があります。

病棟から勝手に抜け出すことを離棟、施設から勝手に抜け出すことを離設と呼びます。

自分のおかれている状況が理解できず、家に帰りたいと訴える利用者さんは

扉やエレベーターの前に居続けますよね。

在宅生活が困難なため入所していますが、家に帰りたい、帰らなければならぬの一点張りで説明を聞いてくれませんし、理解してくれません。

対応に困る問題行動です。

ここで一句

帰ります
帰らせて下さい
困ります

家に帰りたいけど帰れず困っている利用者さん。
おとなしく施設で生活してほしいのですが、落ち着かなくなっている利用者さんに困っている職員。

どちらの気持ちも含めた一句になりました。