プチトリップさんぽ! 〜 〈アルデッシュ〉ショコラとおっちゃん
機関車によじれ、車窓によじれ、赤ワインによじれた姐さんはぐっすり眠り姫の如く、ひとり寝を満喫したご様子。
さて、いよいよ今日は別の町へ移動!
しかしっ!その前に。
雨でもなく、夜でもなく、素顔のままのトゥルノンの町もちらっとチラリズム。
まずは姐さんの泊まったホテル・ショーミエール外観。
中世っぽい佇まい。
その後は目の前のローヌ河ヘボンジュール!
はっ! 暗くて全然気が付かなかったけど、目の前に見えるのはまさに! コート・デュ・ローヌの段々葡萄畑。
そして昔はこの河を使ってワインをあちこち運んだんでしょうね。
そしてこちらのお城。
やっぱりどうしても気になるので、行かれるとこまで行ってみよう。
脇の坂をぐぐーっと上っていくと、入場門です。
わおわおわおっ!
ディテール的にはすっごい〜!
きっとバラの季節にはあはん♥な壁が見られることでしょうに!
なんと言っても姐さんがよじれたのは、コレ。
写真右上の門。
なんだか『美女と野獣』の世界。あはん♥
だけど、やっぱり午前中は閉まってます。
そして、やっぱり素通りできなかった、このスポット😅
このシリーズずっと一緒に旅してくれてる皆さんならご存知のはず。
そうです。
あの! おっちゃんのワインカーヴの店、再び。
毎日居るって言ってたけど、さすがに月曜の朝から居ないでしょ。と窓から覗いてみたその刹那!
お、おっちゃん!
い、いるやんかーっ!
(一応)こにゃにゃちはー👋と外から手を振る。
気がついたおっちゃん、扉を開けてやって来る。
「いやー、よく来たなー。」
ぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅー。と頬に3度のキス。
アーンド、ぎゅーっとモーレツハグ。
「(地域によって変わるんで)あー、この辺は3回なんですねー😅」
パリじゃ通常頬のキスは2回だったけど、今このご時勢、挨拶キスはカッツ・アイされててラッキーだな、って思ってたところなのに、ここじゃあ全くカンケーなし!
「(全然耳に入ってないらしく)元気だったー?よく寄ってくれたねー。」
「えぇ、まぁ駅までの通り道だから。」
「ささ、入って入って。」
「いやー、列車の出発まであまり時間ないんで。ちょっとご挨拶まで。」
「えー、そう? 車の方が早いけど、やっぱり列車で?」
「(車で送るとか言い出すと困るんで)そう、今回列車乗りたくて来てるし、時間はあるから。」
「ちょっと、おいでおいで。」
「🤨」
「チョコレート、あげようか?」
「!?...お、おっちゃん、マジ!? いやん、それは...」
「売り物だけどね、いっぱいあるから一つ持ってきなヨ。どれがいい?」
「あ、じゃあ、お言葉に甘えて...ミルク味で。」
チョコレート、ゲッチン👍
メルシー、おっちゃん♥
そして駅に一番近いカーヴ。
ここはなんと超有名な、7代目ミシェル・シャプティエのカーヴだったんですね〜。
どーりでオサレ感いっぱいだった訳だ。
列車のホームからも見えますよー。葡萄畑。
それではこれから一旦ヴァランスまで戻りまーす。
直通列車がないもんで。
Au revoir et à bientôt !
(オー・ルヴォワール・エ・ア・ビアント!)
さようなら、で、またね!
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