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【Meglog】オンライン英会話 そのまま使ってない?スピーキングに有効なアレンジ法 |前編|

Introduction
オンライン英会話を使っていたのはカナダに行く前の1カ月半ほどのみですが、
そのあとカナダへ行き語学Tipを知ってから、日本に帰って来て、中国語会話をスタート。
中国語会話は始めてから半年以上経ちました。

英語を話せるようになるには何をすればよいのかを知った後に始めた
中国語会話はそのTipを活かした方法で利用しています。

カナダでTipを教えてくれたコーチ【Aneshという人】
この記事のなかに何をすればスピーキングが伸びるのか書いてあります。



【1】教材を買わない


オンライン会話にはどこのサービスでも教材を買い授業に利用するプランがありますが、
教材は買わないことをお勧めしています。
その理由は4つ、文字を読んでしまうから、教科書の内容はもう学び終わっているから、教科書と実践会話は同じではないから、無料で手に入る学習素材はたくさんあるから、です。


(1)文字を読んでしまうから


文字が目に入ってしまえば、それをそのまま読んでしまい、自力で人に向かって話すことができません。講師の教え方も教科書に沿った機械的な教授法になり、生徒側も機械的学習になってしまい、楽しさが失われます。
せっかくネイティブスピーカーと一対一で話す機会があるのに、教科書を見ていてはスピーキング練習にはならなくなってしまうのです。

(2)教材に書かれてあることはもう学び終わっているから


スピーキングを練習し始める人にとって、程度に合う教材の中身は中学まででもう学び終わっている内容です。これは日常会話を流暢にするのには中学の基礎文法と単語で十分だからです。
この程度は意外と漠然とでも頭に残っている人は多いので、オンライン会話を始めるときに中学の知識を本で学び直す必要はありません。会話していく中で実践的な使い方を吸収するしていくので心配無用です。ましては高校以上の知識を学び直す必要もありません。
 

(3)教科書と実践会話は同じではないから


文字で表記される言語と実践的な会話は、発音や頻出文が違います。
はじめは何が何だか分からなくても実際会話していく中で文法や単語の使い方に気づくのに、本を読んでいたらその機会を逃します。文字が理解を手助けし、話せるようにならなかった中学高校の英語学習をただ繰り返しているだけになってしまうのです。
 

(4)YouTubeやInstagram、その他英語コンテンツで、楽しさ付きの英語学習素材は無料で手にいられるから

実践的な文例を知りたいなら、無料で手に入れられる英語コンテンツが世の中にはたくさんあります。わざわざ買わずとも講師と話す方法は他にいろいろ考えられます。
また、机に座る英語学習方法以外を試したことがない方は、座学以外の方法・教科書以外の素材で英語を伸ばすこともぜひ試してほしいです。その方が実はあなたに合って英語が伸びることも考えられます。
 
オンライン会話には無料教材プランもあります。
しかし話せるようになるという目的に沿うならば、そうして同じように本を使う勉強を繰り返さないことでスピーキング力が伸びることの方が見込めます。話せるようになるまでのハードルを遠くへ置いても、現状は変わらないはず。
 
代わりにオンライン会話の内容は何か、どうやって利用しスピーキングを伸ばすかお話ししなければなりません。

長くならないよう、【2会話内容】と【3相性のいい先生を見つける,4復習をする】に分け、今日は【2】だけお話します。

 
【2】会話内容


 
以下が一から日常会話レベルのスピーキング力を高める段階です。
その前に、耳に通しておきたい前提が3つあります。
・外国語コンテンツを見たり聞いたりし続けること。
これをするとリスニング力が伸びます。なぜスピーキングを伸ばすのに必ず必要かと言えば、スピーキングができるようになる前に必ずリスニング力が先行するからです。スピードや字幕で自分のレベルに調整しながら、日常的にコンテンツを見続けましょう。リスニングとスピーキングは比例関係のようなものです。
・オンライン会話をする頻度は高い方がいい。
外国語を使う機会が少ない、話す量が少ないとどうしても成長速度がゆっくりになり、伸びが感じられないとモチベーションも下がりやすいです。
オンライン会話授業時間中はノートやメモは見ないこと
スピーキングを伸ばすためには即席口頭の力で話すことが必要です。
事前に作文や課題をして来る必要は特にありません。授業中に何か話したいことを書いた小さなメモなどは覚えてから授業に取り組むようにしましょう。
またオンライン会話にはチャット機能がついており、会話中に講師に頼んだり自分でチャット機能上にメモを残すことが可能です。会話中はスピーキングに集中し、メモを取る時間は最低限にしましょう。
 

(1)   自己紹介、自分に関わることを徹底的に話せるようにする。お気に入り講師を数人見つける。


スピーキング練習を始めるとき初めに少し怖さを感じることもあるかもしれません。自分の言っていることが伝わらなかった時の相手の表情を気にしてしまう、間違ったら何を次に言えばいいか分からない、自分の本当に言いたいことが言えない、話すとき考えながら焦って話そうとするから時間がかかる、などなどなど。

ならばですよ、
自分のこと、自分の好きな物ごとについて話すならば、まだ頑張れるのではないでしょうか。

オンライン会話を始めたばかりの時は、先生も初めて会う人ばかりです。実際英語話者と会うときもそうです。自分のことが語れるようになるのが登竜門。【3】でお話しする「相性のいい先生を見つける」と並行して、自分の職業や家族、住む土地、趣味、好きな物ごとなどについて話せるようになるまで何度も何度も新しい先生に会い何度も自己紹介しましょう。
 

(2)   苦手もしくは知らない語法文法の使い方を自主作文し修正してもらい使い倒す。


話す事に抵抗がなくなって来たら、(2)に切り替えます。あなたがもし基礎文法を既に学んだことがある言語のスピーキング練習をしているならば、(2)を飛ばした方が良いです。基礎がまだない場合だけ口頭の作文と使い倒しによって基礎を補います。
 

(3)   日常会話集をひたすら暗記し、日常の出来事などおしゃべりするなかで使い倒す。


頻出する語法を大体網羅したら、次に切り替えてやるのは日常会話で使う短文を覚え使うことです。これが一番成長する部分であり、長く取り組む部分。しばらくして(4,5とそれ以降)をするときにもすっと続けていくといい方法です。
 
またこの頃には仲の良い先生ができるといいです。間違えても遠慮なく話し続けましょう。もし間違えを正してもらうにしても、少しずつでいいです。このくらいになってくると、自分で文法や発音の間違いにすぐ気づき自分で修正できるようにもなります。修正後はその文を使い倒しましょう。そろそろ日常会話が成り立ってくるころです。
 

(4)   単語のインプット量を同じやり方で増やす。

中等レベルに近づくにつれ、日常で使うけれど頻出ではない単語が聞き取れないことが目立ち、話せる語彙の少なさに気づくようになります。(3)以降続けてきた日常文の動詞や名詞、形容詞を、まだ使ったことのない単語に入れ替えて練習しましょう。相性のよい単語を一緒に覚えるために文で覚えることと、使い倒し覚えられるよう、これまで通り日常文に落とし込むことがポイントです。
 

(5)   ディスカッション。


日常会話では出てこない単語も覚えたい、早い会話も聞き取れるようになりたいとレベルが上がって来るのが実感できる頃です。長く話す事を目的として、ネタはつまらないことでも、ニュースでもなんでも議論となりそうなことをチョイス。なぜ?なぜ?と意見を深堀して話すよう意識すると長く話せるのでおすすめです。ここで固い単語も取り入れられると日常会話レベルから次の段階へスムーズに進むでしょう。
 



以上が日常会話レベルまで達するオンライン会話の使い方です。

あくまでも私のやり方なので、自分のいいやり方を見つけるまでのガイドとするくらいで参考にしてください:)


 ちなみに
※(2,3,5)の語法や日常文、単語など、授業のネタの集め方は、日ごろから多くの外国語コンテンツを見て、分かりたい語法や頻出する文を抽出(メモや写真に)しておき、それを授業のネタにすることです。

一回のネタ(語法や文)は1個か2個で良いので、負担にはしないでください。一日に覚えられるキャパはもともと少ししかありません。それよりも同じ文を何度も使うことに注力しましょう。

また(3)でのおしゃべりの大枠の内容は日常の出来事でもなんでもいいです。自分の好きと掛け合わせられれば、ついつい話す量が増えるので、好きなことを話し続けることはスピーキング練習に最適です。
楽しさを感じながら続けていきましょう。
 



今日はここまで。
次回は続篇【3相性のいい先生を見つける,4復習をする】についてお話します。
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
Meglogまた次回お会いしましょう;)



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