性格と語学の関係
Introduction
最近よく周りの人に聞かれる質問があります。
「なんでそんなに言語を頑張って学べるのか。」
楽しいから、と思います。
なぜ語学が楽しいのか?
今回はそれについて書くとします。
性格や興味が外国語に向いている、また語学の性質を把握している、言語以外の文化歴史などにも興味がある、などなど。そんな理由が考えられますが、
重要なのは、
あなたの性格は、あなたが語学に向いているか・向いていないかを決めるものでは必ずしもないので、全く気にしなくていいという点です。
最後までお付き合いください;)
性格はちょっぴり外向的
個人的な性格はというと…
国外で見る自分にとって新しいものが好き・不便を楽しむタイプ・予測不能なことは刺激があり面白い・柔軟・真面目・人とのコミュニケーションが好き・自分の時間も好き
これらの特徴は国外での生活において役立つかもしれません。
言語学習の性質を受け入れている
言語学習の性質…
一生終わらない/学ぶことで実際に得られるものがある(心的成長・コミュニケーションツールの獲得・給料アップなど)/ 実は一人で練習できる単純作業も多い/言語はツール*であるので、並行して(その言語で)別の何かを学ぶのが良い
*言語はツールなので、仕事や大学勉強など、何かをする前の基本と捉えています。環境や職、周囲の人によりますが、その言語地域に入れば、その言語は出来た方がいいというのが前提と言えるかもしれません。現在台北で中国語を話しているので、中国語をもっと上手くならなければ、という軽いプレッシャーはいつも持っています。
多言語学習の面白さを感じている
英語・中国語は日本や日本語と関係が深いだけに、コンテンツの豊富さ、関係の中で気づく日本語との相違点、英語と中国語それぞれの言語習得方法の微妙な違いなどが面白いと感じます。
また複数言語を知っていると、日本語母語話者の英語の間違えの傾向や、中国語母語話者の英語の発音の傾向、日本語にはない使い勝手のいい英単語を見つけるなど、ある母語話者が話す特定言語の外国語あるあるに気づきます。それも面白い。
文化/歴史/人類学への興味もある
言語以外にも、文化/歴史/人類学に興味があります。
その土地で暮らすことで人の営み・生活を見て経験して面白みを感じます。言語はその一部分の学問であるとともに、現地で暮らし人と関わるツールであると捉えています。また自分と異なる地域の人の生活や食、その地域の歴史や文化伝統と日本との違いに気づくのが面白いと感じます。
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Conclusion
今回は個人的に語学が楽しいと感じる理由を書きました。
性格、語学の性質、語学以外への興味、となかなか参考にならない記事でしたが、
しかし、重要なのは
語学に向いている・向いていないと言う確たる条件はない、ということです。
性格だけによっても決まりませんし、興味だけによっても決まらないことは確かです。
勉強が好きかとか、育った環境とか、周囲の影響なんかも複雑に絡み合い、定義できるものではありません。
よって外国語の習得度も人それぞれです。
例えばこんな人がいる・・・
試験や成績のための勉強でスピーキングまでカバーして話せるようになる人や、
ツールとしての言語を仕事の範疇で段々習得していく人もいます。
また全く国外のことや、外国語に全く興味がなく母語だけでいいという人もいます。
別に言語に興味はないけど、小さい頃から耳にしていたから少し習得が早いと言う人や、住む場所を変え、必ずこの言語が必要だったから学んだという人もいる。
内気だけど海外留学に行く人もたくさんいます。おしゃべりでない人でも関係ありません。語学の性質を知り練習すれば話せます。
きっとこの記事を読んでいる方は外国語や国外を知ることに少しでも興味か必要性があるのではないかと思います。
外国語の勉強は無料でいくらでも出来ますから、
興味か必要性の程度にならって勉強すれば良い。
少し興味があればやってみればいいし、現状のままで良いのならそれ以上やらなくてもいい。
強い興味があれば続ければ良いし、本当に必要ならば目標を作ったりしてやるしかない。
興味がなかったらもしくは必要でなかったらやらなくてもいいのでは。一人一人違う興味や環境を持っていますから、あなたも何か別にやることがあるはず。
語学の特性的に、あなたが向いているか・向いていないかを決定づけるには、あなた個人の考えが重要です。
それが今回の結論です。
私にとっては、というと、
語学は好きですね。もはや趣味です。
これからも一生続けていきたいと思っています。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます;)
では次回またMeglogでお会いしましょう。