Unfair
季節の移り変わりを
この身を引き裂く様な
研ぎ澄まされた芯が
私に知らせる
時間はいつの日も
一定の速度を保ち
無表情で過ぎ去る
後退りなんて
していられない
脳裏に焼き付き
いつまでも
私の行く手を阻む
美しくくすんだ残影
「今ではいい想い出に・・・」
なんて
見えすいた嘘は
向かい風の如く
我が身に返り
胸をえぐる
素顔の貴方は
堕落した天使
今でも
闇をさ迷うのか
私が捧げた想い全て
滑稽だとつま先で弾き
笑い飛ばすの?
今も尚 痛みとなりて
忘れるには浅い溺愛
神のもとに皆
平等と謳うのなら
いつの日にか
貴方を襲う
制裁はどんな形
ねぇ
準備はいかが?