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直線と曲線のグラデーションー自己紹介に代えて

はじめての子を産んでから、半年が経ちました。
産んですぐ母になるわけではなく、じんわりゆっくり、本能に従いながら、母になっていっている、というような感覚。

小学校教員や大学の事務職員として働いたり、大学院で研究をしたりしていた頃は、前へ進むこと、高みを目指してゆくこと、学び続けること、結果を出すことにとらわれて生きていました。
そこにはどうしても、他者軸というものがついてきて、誰かに評価される環境に、あまりにも馴染みすぎていました。私も職業柄、誰かを評価する立場にもありました。
直線的で、人工的で、速くて、カクカクした世界

子が生まれてからの日々は、赤ちゃんのペース第一
どうにかこの子を生かしておかなければ、と、24時間、四六時中本能がはたらき続けているのは、わたしだけではないはず。
まるくて、動物的で、ゆっくりで、壊れそうなほどにやわらかい世界

一方で、誰かに評価される環境から離れたはずなのに、どこかで自分を認めてもらいたい、評価されたい、という思いがないといえば嘘になる。

直線と曲線の世界を行ったり来たり

みんなが感じているはずだけれど、まだ言葉になっていないこと
知らないはずなのに、なぜか知っていると感じられること
自分のために、誰かのために、言葉にして綴ってゆきたい

今日からnoteを始めてみます

どうぞよろしくお願いします

2024.10.2 雨の降る昼下がりに

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