家事をどこまで丁寧にする?〜自分なりの基準でOK
母と昼食を楽しんだ帰り、苦戦しているというネット手続きを手伝うため、実家に寄りました。
「何時までおれる?」
と訊く母に、時間に余裕があることを伝えると
「夜ごはん、食べて帰り。早めにつくるし」
心遣いがありがたいですね。
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大満足の昼食だったので夕食は軽めに、と母が用意してくれたのが、お鍋▼
キレイ〜!
「さすがは母だなぁ」
と感心する私は、こんなふうに下準備をすることがありません。
我が家では、『食卓で鍋をつくりながらいただく』という食文化をつくってこなかったからです。
実家では「鍋といえば 水炊き(*)」ですが、我が家では「味がなくて美味しくない」と不評でした。
(*)昆布を入れた水で食材を煮立たせ、ポン酢につけて食べる
うどん出汁のように味をつけたお鍋をつくったときに、私は思いつきます。
「おでんのように大鍋でまとめてつくっちゃえばいいのでは?」
って。
やってみると、楽チン。
切った食材を次々にお鍋に入れていくだけで、盛りつけも鍋奉行も不要。
土鍋ではなく無水鍋だし、お野菜はくたくたになってしまうし、風情はありませんが……
「我が家はこれでよし」
としています。
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いわゆる時短、ですね。
私には、お料理に限らず、やらないことにした家事がたくさんあります。
共働きの私がメインで家事をしてきたなかで、手がまわらないことは諦めたんです。
「我が家はこれでよし」
と思ってはいますが、母の美しい鍋の下準備を見ると、ちょっと考えちゃいました。
子どもたちが自分の家庭でもったとき、どんなお鍋をつくるんだろう?って。
〈美味しい〉って、目で見る楽しみもありますもの、ね。
『見目麗しい美味しいお料理は、お気に入りのお店で』
となっている我が家。
子どもたちには、『できないところ』を見て自分や人に❌をつけるのではなく、
・優先順位をつけて取捨選択してOK
・その基準は自分が決めてOK
・誰かと比べなくて大丈夫
と自分の人生を楽しんでもらえたらな、と思っています。
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「〇〇は△△じゃなきゃ!」を手放せるようになって私は人生を生きやすくなりました。
これができたのも、「私にとって本当に大切なものはこれ!」がわかったから。
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御影石 千夏
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