01.人からの期待に応えてしまう〜〈がんばり屋さん〉のあなたに伝えたい落とし穴
〈がんばり屋さん〉という言葉に、
どんなイメージがありますか?
・真面目
・難しいことも諦めない
・粘り強い
・負けず嫌い
・人に頼るのが苦手
・がんばりすぎる
ご自身に思い当たることもあれば、
ご家族・友人が思い浮かぶこともあるかもしれません。
私自身は、幼いころから
〈がんばり屋さん〉と言われて育ちました。
今回は、そんな私がはまった
「落とし穴」についてご紹介します。
〈がんばり屋さん〉になった理由
「ちなっちゃんはすごいねー」
「がんばり屋さんだねー」
「期待してるわよ」
幼稚園から中学校まで、先生方から言われてきました。
年賀状を断捨離したときなど、
幼稚園の先生からのメッセージに
自分でも驚きました。
「いつも頑張りや屋さんのちーちゃん、
3分間、縄跳びを最後まで跳んでいた
姿が忘れられません」
大好きな幼稚園の先生から
"魔法" をかけられていたんですね。
/
私は〈がんばり屋さん〉でなくっちゃ!
\
私ときたら
幼稚園のころから
先生の期待に応えようと
がんばり続けてきたんですね!
それに気づいて驚きました。
(その年賀状を捨てられずにいたことにも、笑)
先生の期待に応えたかった
子どもって
遊ぶときは全力ですよね!
幼稚園児の私は、おそらく
「縄跳びが好き」
ただそれだけだった、と思います。
縄に引っかからずに跳べるのが
ただ面白かっただけ。
それなのに、なぜ先生は
〈がんばり屋さん〉
と私を呼んだのでしょう?
おそらく私は、
「先生に期待されること」
を無意識にやっていたのです。
大好きな先生に
「すごいね」
と言われた私は、
嬉しくてたまらなかったんですね。
それが嬉しくて縄跳びを続け、
「3分間 縄跳び」をクリアしたことが、
〈がんばり屋さん〉の称号につながりました。
以来、〈がんばり屋さん〉として
縄跳びはもちろん、
何事にも一生懸命取り組むことになります。
人の期待に応えることの落とし穴
あなたにも、思い当たることはあるかもしれません。
私は長年、先生の期待と
自分の好きなことが一致することが
なぜかよくありました。
好きなことだから
自然と時間をかけて取り組みますし、
結果として上達するケースも多々ありました。
それが先生方に評価されるようになった私は、
《いつも期待に応えなければならない》
《常に正解を答えなければならない》
という "思考の癖" を身につけたのです。
これは⭕️?
これは❌?
いつもジャッジ(判断)していました。
”できない自分” になりたくない!
自分に❌が つくことが嫌!
だから、
いつも一生懸命でした。
その姿は、たしかに
〈がんばり屋さん〉
けれども、それは
"人の評価" を気にしてやっていたこと。
当時は気づいていませんでしたが、
本当は自分が望んでいないことにも
必死になって取り組んでいました。
これが、〈がんばり屋さん〉の落とし穴です。
なぜ、私は苦しかったのか?
必死に取り組むことが
習慣ともいえるようになった私には、
《最後まで諦めずにがんばるのが私らしさ》
ゆえに
《がんばらない私には価値はない》
という認識が無意識にすりこまれました。
今から思えば
"本当はしんどい" ことも
「やらなきゃ」の思いでこなす日々。
こんなふうに
しんどいことをやっていると、
心に余裕がなくなります。
そんな私が次第にするようになったことは……
02.〈がんばり屋さん〉が本当は辛い理由
に続きます。
あなたのドリームサポーター
御影石 千夏
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