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『腕の過労で手が痛む』松戸市30代男性


お世話になっております。

腕から手にかけての痛みを抱える患者様が来院されました。
ご本人の了解を得まして紹介させていただきます。








手のひらの痺れ感、モヤモヤ感などが主症状ということで、前医では手根管症候群との診断を受けたそうです。
痛み止めや神経系の薬以外での治療法を探しているところで当院に来院された経緯です。
ご本人の仕事柄、重いものをたくさん運んだり無理な姿勢での作業も多いとのこと。


朝の手のこわばりなども訴えることから、神経だけではなく筋肉や腱などにも症状があると考え、手技治療と鍼治療を併用させていただいております。





前腕の筋肉はパンパンに張っており、手のひらも固まっています。
手を使う仕事が多い方は手のコリはもちろん、前腕の筋肉まで緊張が起こります。
前腕を通過する正中神経が筋肉の緊張により圧迫を受けて、末端の手の方に症状を誘発することがあります。
今回の患者様は手根管による圧迫の他に、前腕の筋肉による症状もみられるようでした。


【治療】
前腕から手のひらにかけて手技と鍼治療
温熱治療
自宅でのセルフケア


数回の治療後、症状は半分ほどになりました。
このような過労による症状への治療は難航することも多いです。
治療をしつつも、仕事も継続しているためどうしても患部の休息時間が取れないのがその理由です。
そのためにも治療以外にセルフケアを行うよう指導させていただいております。


神経痛の原因は一つだけではありません。
複数の原因を探る必要があります。


身体でお困りの方ご相談ください。

https://www.obara-shinkyu.com



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