下を向いて歩こう
道端にめずらしいものが落ちていると興奮する。宇多田ヒカルが落とし物の写真をインスタにアップしているのはよく知られているが、実は自分も隠れ落とし物フォトグラファーである。
今日は落とし物が豊作だった。朝、駅の階段でこんなものを見つけた。
カタカタの「ア」だろうか、日本列島だろうか。この絶妙な配置がたまらない。ポッキーのゴミが落ちているならわかるが、ポッキー1本が落ちているのは初めて見た。年に一度のポッキーの日が明けたばかりというのもあって、夏祭り会場に残る割れた水風船的な趣もある。
さらに帰宅時にはこれまた現代アートのような作品を発見した。
分離されたミッフィーの目と口である。建設作業員によって解体されたキャラクター表現がおもしろい。また、この2つの記号のみで連想できるミッフィーのデザインにも改めて感動させられる。もし国内外の現代アーティストによるミッフィーをテーマにした作品展「ミッフィー展」が開催されるなら、ぜひこの写真を出展したいくらいだ。
こんな大作を2つも発見できる日はなかなかない。さっそくヒッキーに伝えにいかないと!