けんけん

ボルダリングジム「FRICTION FREAKS」代表 クライミングは世界一おもしろい…

けんけん

ボルダリングジム「FRICTION FREAKS」代表 クライミングは世界一おもしろい遊びだと思ってます。

最近の記事

  • 固定された記事

ボルダリングジムを開業したら初年度の利益がマイナス38万円だった話

はじめにこんにちは『ボルダリングジムFRICTION FREAKS』代表のけんけんです。 (このnoteを読まれているということはほぼ僕のXアカウントのフォロワーさんだと思うので、はじめましての挨拶は割愛) 今回、表題の通りボルダリングジム開業にまつわる(主にお金の)話を書いていきたいと思う。 通して読んでいただくと ・田舎で小規模なボルダリングジムを開業するのに必要な資金 ・期待できる売上額 ・人は見積もりを途方もなく間違ってしまう ということが大体ご理解いただけ

¥300〜
割引あり
    • ボルダリングジムにおける「良い課題」とは?

      はじめにボルダリングでは、登るコースのことを「課題」と呼ぶ。 ボルダリングジムにはこの「課題」がいくつも設定してあり、利用者は主にそれを登って楽しむことになる。 つまりこの「課題」こそがジムの最も主要な商品であり、ジムの価値を決定する上で重要なものとなる。 そこでジムオーナー・ジムスタッフは「良い課題」ってなんだろう? と常々考えることになる。 結論から言うと、この問題には「コレだ!」というたったひとつの正解は無い(多分)。 言ってしまえばケースバイケース、そのジム

      ¥300〜
      割引あり
      • 視覚思考者の存在とスポーツ指導について

        『ビジュアル・シンカーの脳』という本を最近読んだ。 世の中には言語ではなく「視覚」で思考する人が一定数居るのだということを示した本だ。 思考というものは基本的に言語で行うのが当たり前だと思っていた言語思考者である僕にはかなり衝撃的な内容だった。 僕と同じように思考は言語で行うのが当然だと思っている方が居たら是非とも読んで頂きたい。自分の中の常識が一つ崩される快感を味わうことができるはずだ。 また、本書は『ゆる言語学ラジオ』で紹介されており、僕が本書を知った切っ掛けもこ

        ¥300〜
        割引あり
        • 【LA SPORTIVA マンダラ】レビュー(あるいはNO-EDGEの魅力について)

          発売を待ちわびていたLA SPORTIVAの新作クライミングシューズ【マンダラ】 早速購入し、履いてみたのでレビューを書いてみようと思う。 「NO-EDGE」の魅力まず前置きとして「NO-EDGE」の魅力について書きたい。 これはマンダラに限らず、LA SPORTIVAの他のNO-EDGEシューズであるフューチュラやジーニアス、マントラといった靴にも共通する魅力でもある。 正直言って僕はこのNO-EDGEシステムこそがクライミングシューズがたどり着いたひとつの「正解」

          ¥300〜
          割引あり
        • 固定された記事

        ボルダリングジムを開業したら初年度の利益がマイナス38万円だった話

        ¥300〜

          ボルダリングジム開業1年目の月別売上全公開

          以前書いたこの記事 これがひょんなことから結構バズり、ありがたいことに現在でもそこそこ売れ続けている。 やはり、そこそこ多くの人が「ボルダリングジムという最近よく見るようになった店は一体どんな商売なのか?」みたいなことにうっすら関心があるんだと思う。 その中でも一番の関心は「ぶっちゃけ儲かるの?」ということだろう。 その下世話な関心にストレートに訴えるタイトルがウケてバズったのではないかと思う。 なので今回はその続編として、より「売上」にフォーカスした記事を書こうと

          ¥300〜
          割引あり

          ボルダリングジム開業1年目の月別売上全公開

          ¥300〜

          クライミングウォールをデザインすることについて

          iPodや初期iPhoneの開発チームを率いたトニー・ファデルは「デザイン」というものについてこう語っている。 これはアートとデザインの違いを端的に表してもいる。 デザインというものは、要は「問題解決のための手段」としての側面を強く持っているということだ。 アートはそうではない。デザインは解決すべき問題が無いところには生じないが、アートはどこにいつ産み出してもいい。 真のアートのためには制約は少ないほうがいいかもしれないが、デザインのためには制約はある程度あったほうがい

          ¥300〜
          割引あり

          クライミングウォールをデザインすることについて

          ¥300〜

          1,500万円の融資を受けるために作った事業計画書を全ページ晒す奴

          この間このような記事を書いた。 そこそこの反響を頂き、さらには、ちょうど今クライミングジムを立ち上げようとしているという方からのコメントを頂いたりもした。 そういった方がいるのであればさらに力になりたいと思ったので、今回は自分が書いた事業計画書を思い切って晒してみようと思う。 もちろん各人必要な資金も背景にある状況も抱えている条件も違うので、そっくり参考にできる箇所なんてのは少ないかもしれない。 それでもこういうものの「記入例」というのはいくらあってもいい。 「記入例

          ¥1,500〜
          割引あり

          1,500万円の融資を受けるために作った事業計画書を全ページ晒す奴

          ¥1,500〜