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こころとからだの健康をあなたに届けたくて

最近、誰でも簡単に踏み出せそうな健康のための「スモールステップってなんだろう?」ということを勝手に考え始めたのですが、それって「自分が健康になりたいと願い、色々と苦しかった頃に踏み出した一歩を体験談と共に語ればいいだけなのではないか」ということに気付きました。

正直、わたしも、辛いのを我慢するとか、頑張るとか、ストイックなことは苦手だし、超絶不健康な状態からスタートしたわけです。

だから「わたしには無理、わたしにはできない」が口癖だったあの頃の自分に優しく寄り添って、届けたい想いを言葉にしていったらいいのかなということに落ち着きました。

これまでに自分がやってきたことを分類すると、だいたい下記の3つに分けられるんじゃないかなと思うんです。

①辞める(減らす)

②別のものに変える

③新しいものを取り入れる


うん、ざっくりこんな感じ。(たぶん。)

それでまずは、①の辞める(減らす)についてお話ししていけたらいいな〜と思います。

これは、【お金かけたくないし、毎日忙しいし、朝から手間隙かけてスムージーつくるとかマジでありえないからっ!】って人におすすめです。

なんなら節約もできるし、時間もできちゃう♡

さぁ、もうこの時点で、何を言い出すのかお気付きの方もいらっしゃるかもしれません。


そう、ファスティングです。
(別名、断食。つまり、食事をとらない。)


おい、ふざけんなよ!どこがスモールステップだよ!と思う方もきっといるでしょう。実は、わたしもその1人でした。

かつてのわたしは、1日5食くらい食べていたと思います(笑)いや、もはや、5食どころか、1日中何かしら食べていたと言っても過言ではありません。

家にいれば、朝、昼、夕に加えて、冷凍たこ焼きや、お菓子や、ケーキに、夜食にラーメン。

会社では、静かな空気の中、「おなかが鳴ったら恥ずかしい」という思い込みから、デスクの引き出しには大量の食料が詰め込まれており、たけのこの里、アルフォート、カロリーメイトの在庫は欠かさず補充。

今思えば、お腹の音よりも、常に食べている音と、引き出しの中身の方がよっぽど恥ずかしいです。

とにかく、空腹が怖くて、食べ物と飲み物がない空間にいることが耐えられなかったんですね。

この症状、程度の差はあれど、わたしの周りのHSP仲間で共感できる人が多いように感じています。

HSPは危機管理能力が高く、犬や猫、うさぎ、どんな動物にも、種の保存の役割のために一定数存在していると言われており、もしかすると、本能的に生命維持のため、食料を確保しておきたいという気持ちが強くなってしまうのかもしれません。

そんな、かつて空腹恐怖症だったわたしは、休みの日には、家でごろごろして、1日1食しか食べないという当時の彼氏を人間じゃないと思っていましたし、ファスティングなんて、どこかの国の特定の宗派の人がするものだと思っていました。

そして、空腹が怖いという状況下で、さらにわたしを苦しめたのは、添加物や農薬、遺伝子組み換え食品等の日本の食問題について。知れば知るほど、今度は食べることも怖くなってしまい、完全に八方塞がり状態に。

そんな時、わたしを救ってくれたのが、ざっくり一言でいうと「空腹は健康に良い」という情報だったんですね。

それまで「1日3食」が健康だと思っていたけれど(←いや5食以上は明らかに健康じゃないよ?)、胃や小腸に食べ物が残った状態で次の食べ物をどんどん入れてしまうと、胃腸にとっては、休む暇がなく、消化機能が鈍くなったり、腸内細菌のバランスが乱れてしまうんだそう。

また、食べ物を消化している間は、どうしても栄養を吸収したり、全身に運んだりする方に集中してしまい、からだにとって不要な老廃物を回収したり、外へ出したりすることが後回しになってしまうのですね。

つまり、空腹時間を定期的につくってあげることで、胃や腸が元気になって、免疫力が向上したり、肌が綺麗になったり、アレルギー症状が改善したりと、健康にも美容にも良く、不要なものをしっかりと外へ出すことができるようになるという仕組み。


そして何よりも、わたしにとっては、「数日間連続して断食をするということだけがファスティングじゃない」と知れたのがすごくよかったんです。

ファスティングのイメージってどうしても、数日間食べないみたいなイメージがあって。しかもわたしの場合は、24時間でも絶対に無理。

でも、たった16時間だけでいいという情報がわたしを救ってくれました。

「16時間固形物をとらず、水分だけで過ごす。」

これなら、わたしにも、できるかもしれないという希望が持てたからです。(※余裕がある方は18時間で実施するのもおすすめです。)

そうして、「空腹が怖い」「添加物が怖い」「健康になりたい」という気持ちが強かったわたしの心に、小さな炎が咲いたのでした。

もちろん、いきなり毎日はじめたわけではありません。まずは休日から。

なんでかというと、わたしは寝るのが大好きだから。寝ている間だけは、食と向き合わずにすむのです。16時間の中に睡眠時間をカウントしてもいいのなら、10時間くらい寝てしまえばいいのです。

そして寝る前3時間、起床後3時間だけなら、水だけあれば、頑張れる。そう思い、チャレンジしたところ、なんとかクリア!

週末に、これができただけで、よくわからない謎の自信が湧いてきました!

これはいける!

だんだんと、慣れていき、10時間も眠らなくても、食べない時間をしっかり16時間つくれるようになり、ついに平日の朝食も辞めてみようというチャレンジが始まったのです。

夕食を辞めるという選択肢もありましたが、誰かと一緒に外食も楽しみたいし、わたしにとって「食の楽しみ度」は、夜の方が断然高く、朝の時間にゆとりが生まれることにも魅力を感じたので、朝食をなしにすることに決めました。

とはいっても、急には無理ということで、まずは朝ご飯にフルーツだけを食べるということをやってみました。みかん1個だけとか。バナナ1本だけとか。そしてこれにも徐々に慣れていき、ついに平日も朝ごはんなしで仕事ができるようになったのです!

不思議と今まで気にしていたお腹の音も、鳴らなくなりました。デスクの引き出しに入っていた大量の食料たちは、しばらくは昼食後のおやつとなり、その後は補充されることもなくなっていきました。

以前は「怖い」「何か食べたい」と強く感じていた空腹も、「あ〜、いま、胃や腸がリラックスしていて、からだを元気にしてくれているんだなぁ、からだにとって不要な全身の老廃物を外に出す準備をしてくれているんだなぁ。」という感謝の気持ちと安心感に包まれるようになりました。

また、以前なら過剰に怖がっていた添加物を口にした時も、友達と楽しくピザパーティーをした夜も、「これからの16時間で、からだにとっていらないものは、わたしのからだがしっかりデトックスしてくれるから大丈夫!」そんなふうに安心できるようになったのです。

考え方が変わるだけで、自然と行動が変わり、こんなにも安心感で満たされるなんて、とても不思議だったのですが、今思うと、やっぱり、自由や安心って、自分の中にあるんだなぁと実感したのでした。

こうして、16時間ファスティングを毎日できるようになったわたしは、からだの調子が良くなったのはもちろんのこと、空腹恐怖症と、食品添加物などに対する過剰な恐怖心まで克服することができたのです。

そして、朝の時間にゆとりが生まれ、1日の食べる量が減った分、少しだけ健康的な食品を選ぶ金銭的余裕もできました。

今でも時々は、朝食に、旬のフルーツをいただくこともありますし、旅行に行く時には、ホテルや旅館のごはんが大好きなので、必ず 朝食と夕食の2食付きで予約します。

ゆる〜く、楽しく、自分が心地よく過ごせることが1番大事♡

16時間ファスティングは、週末だけでも、月に1回だけでも、自分のライフスタイルにあった方法で取り入れることができます。

朝ご飯を抜いてもいいし、夜ごはんを抜いてもいいし、お昼ごはんを抜いてもいい。

宇宙でたったひとつのあなただけのオリジナルのプチ断食習慣をクリエイトしてみてはいかがでしょうか。

きっと、ゆったりとした時間と、こころとからだの健康と、美しさがあなたの元に届きます。



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最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
みなさまが、これからも心身ともに健康で、ますますの愛と豊かさに包まれますように💕

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Azusa
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