神奈川ホカンス @8HOTEL FUJISAWA
サウナシュランに選ばれたサウナに入りたい!という友人の希望もあって、今回は神奈川でのホカンス。
宿泊したのは、2022年7月にオープンした8HOTELさん。
いまは東京に住んでいるが、
生まれも育ちも神奈川県横浜市。
お隣同士だから、帰省って感覚ではないけれど、
やっぱり踏み慣れた地は安心する。
ここ最近お花見日和が続いていたというのに、
今回のホカンスも生憎の雨。
ホテルで過ごす時間が愛おしくなるために、
毎回あえて雨にしてくれるのかな、
と話したらポジティブすぎると言われてしまった。
藤沢駅から徒歩3分ほど、
ビーチタウン湘南らしい外観。
言語化できない湘南らしさが伝わることを願う。
ホテルの入り口に、ハンモックやBBQコンロがあり、
ひと足先に夏を感じたくなる。
受付前にはオリジナルグッズが並んでいて、すぐ横にはカフェ。
ここでモーニングが食べられるらしい。
なお、サウナ・スパ利用は時間予約制で、別途2000円かかるので注意。
無事チェックインを済ませ、いざ部屋へ。
内装がカルフォルニアスタイルで想像以上に可愛い…。
事前にHPを見ていなかったのもあるが、
サウナがメインだし、と正直そんなに期待していなかった。
関係各所に謝罪します。
座り心地の良いソファ、濃緑の植物、
存在感はあるけどシンプルなインテリア。
SNSで見かける、
ナチュラルビューティー女子が住んでいそうな憧れの部屋。
バスルームも広くて、開放感がある。
そしてアメニティーのデザインも好き。
お決まりの撮影会を終え、
ドーナツでオープニングセレモニー。
ホカンスが無事高カロリーで幕開けた。
19時のスパ予約まで2時間あったので、
ホテル近くのステーキ屋さんで早めの夕食。
さきほどドーナツの文字を見かけた方、きっとなにかの見間違いです。
ホテルに戻り、水着に着替え、
体は少し重いが軽い足取りで会場に向かう。
どこを切り取ってもたしかにフォトジェニック..!
時間予約制だから人も少なく、最高の癒し空間.. !
8にちなんで丸い窓にしてるのかな(たぶん違う)。
サウナの温度は96℃、
体内の固形物を消費しようと発汗が進む。
1回目は屋上の外気浴に行ったが、
気温が寒すぎて2回目以降は室内で休憩。
水風呂14℃、プール33℃、温浴42℃。
すべてがちょうどよく、
寒くなったら温浴、暑くなったらプールを繰り返せるのが良い。
90分4セットで、
久しぶりに整った体に出会えた。
ふぅ〜〜たまらん。
部屋に戻り、
コンビニで買っておいたスナックをつまみながらTVを観る。
ふと口に出してみた。
「あ〜なんかお腹空いちゃったな」
絶対に同意されると思わなかった矢先。
「え、わかる。なんか頼んじゃう?」
神のひと声、否、悪魔の囁きが聞こえた30分後。
部屋にはチキンの匂いが充満していた。
カルフォルニア×チキンって相性良さそうだし、
たくさん汗かいたから、大丈夫大丈夫。
高カロリーでさらに整った体をベッドに持ち込む。
あっという間に夢の世界へ。
旅先で迎える朝がなによりも好き。
寝る前にカーテンを少ししか開けてなくて、
朝の天気も悪かったけれど、
写真を撮ることは欠かせない。
寝ぼけ眼のままモーニングのために、1階のカフェへ。
焼きたてのパン、フレッシュなフルーツ、淹れたてのコーヒー。
目覚めの要素に必要なすべてがそろった。
美味しかった、ごちそうさまでした。
1週間が8日あったとするならば人は、
どのようなインスピレーションを、
そこで抱くのだろうか。
8HOTELさんのコンセプトを目にした。
毎日が楽しくて有意義であることに、
これ以上の幸せはないと思う一方で、
瞬間瞬間に必死になるからこそ、
疲れた日々を溶かす時間が沁みる。
1週間が8日あったとしても、
7日と変わらずそんな時間を作るために生きていいんじゃないかと思う。
なんてことを考えながら、チェックアウトの準備。
旅の終わりはいつだって寂しいから、次のはじまりを想像する。
今年初のホカンスの思い出を、8HOTELさんで作れて良かった。
余白を楽しむ気持ちと高カロリーを持ち込んで、また来ます。
素敵な時間を、ありがとうございました。
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