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人間関係が良い職場はヤル気が高まる?

全ての社長や管理職は「社員のヤル気を高めたい」と考えています。

小規模な企業の社長から「わが社は人間関係を大切にしているので、月に一度は社員全員で食事会をして、コミュニケーションを取るようにしています」という話を聞くことがあります。

このような場合、確かに職場の人間関係は良くなるといえるでしょう。しかし必ずしもその社員は、他の会社以上にヤル気に満ちて仕事をしているとは限りません。場合によっては、仕事中も雑談ばかりで生産性が下がっているような職場もあります。

食事会は人間関係を維持する上ではとても良い取り組みですが、実はそれだけでは社員のヤル気は高まりません。

動機づけ理論の古典的な考え方に心理学者のフレデリック・ハーツバーグが1966年に提唱した「動機づけ-衛生理論(二要因論)」があります。

簡単に説明するなら、人のヤル気に関係する要因を大きく2つに分けると、ひとつはヤル気を上げる要因(動機づけ要因)、もうひとつはヤル気を下げる要因(衛生要因)があるということです。

社長や管理職は部下のヤル気を上げることに注目しがちですが、ヤル気を下げないことと上げることをそれぞれ理解し、その両輪のマネジメントを行なうことが大切です。

経営者や管理職になる前に、マネジメントに関して体系的に学んでみましょう。知識は多くの悩みを解決してくれます。

ハーツバーグの二要因論を参考に作成

【ハイリーセンシティブパーソンの誤謬】
https://note.com/_kadoc0608/n/n84312dd00db6?sub_rt=share_pw


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