「記憶のしくみ:教育心理学」(『心理と教育へのいざない』)
概要
・手続き的記憶とは、ものごとのやり方に関する記憶であり、言語によって説明することが難しい知識を指す
・一旦身につけた手続き的記憶は、意識せずとも自動的に再生されることから、潜在記憶の一つとみなされている
・たくさんの情報を効率よく覚えるための記憶方略には、リハーサル、体制化、干渉の最小化、検索手がかりの活用などがある
目次
1 記憶とは
(1)記憶の働き
(2)記憶のしくみ
(3)ワーキングメモリ
2 記憶の内容
(1)手続き的記憶
(2)宣言的記憶
(3)スキーマとスクリプト
3 期億方略
(1)リハーサル
(2)体制化
(3)干渉の最小化
(4)検索手がかりの活用
演習課題
1 手続き的記憶の具体例をあげる
2 記憶方略の手段について説明する
3 人の記憶を助けるために作られた人工物の具体例をあげる