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早起きしたい春


アラームが鳴る前に窓から入る光で目を覚ます季節になってきた。
南向きの窓だけど、光が入って寝具も明るい色だからか、6時前からでも明るい。自然と清々しい朝を迎えることが多くなってきて気持ちよい。

ちょっと早く起きて、前の日、パン屋さんで買ったベーグルをあたためて、コーヒーを淹れてみた。いくら仕事の日でもしばしそのことを忘れるほど時間がゆったり流れていた。

これが家を出る1時間前だとは信じられない
贅沢に翌日も朝時間を楽しんだ
(この日は夜勤前)

あ、早起きって三文の徳というのはこういうことかな。少し思った。
その日から、できるだけ7時までには布団から出て朝のルーティーンを開始するようになった。


朝の頭はすっきりしていて、何かやりたいことをやるのにはちょうどよい。
同居人も寝ていることが多く、気温もちょうどいい。窓を開けるとちょっと肌寒いときもあるけども、それが目を覚ましてくれて逆によい。
ときどき同じマンションの人が廊下を歩く音が聞こえるくらいで外も静かだから、いつもよりワンテンポ早いペースで朝にやりたい家事も進むし、ちょっとした考え事も捗る。
もともと朝方人間であるが、太陽が昇るのが遅くて寒い冬場はめっきり起きられなくなっていた。そんな冬でも朝活できる人には拍手喝采を送りたいくらい尊敬している。


起きている時間が大きく変わらなくても、夜更かしするのと早起きするのでは私は早起きするほうがやりたいことも捗るし、一日が少し長く感じる。
もともと夜遅くまで起きることが苦手ということもあるが、翌日の朝の身体はおもりを背負っているようにだるいし、頭は厚い雲が覆っているようにぼんやりしている。同じルーティーンを行うにしても、てきぱき度に雲泥の差が生まれるので、やっぱり朝がいい。
身体をしっかり休め、頭も心もクリアな状態は何か物事を行いたいときにぴったりだ。

「早起きしよう」と休日も横で寝ているパートナーを横目にいそいそと起きているくらいには、早起きの魅力に惹かれて、しっかりメリットを享受している。



本業はフルタイム&夜勤ありの病棟看護師で合間にInstagramやnoteを更新しつつ、自分時間を充実させようとしている様は、インスタをフォローしてくれているリアル友人は「すごいね」と言ってくれる。写真を撮ることも文章を書くことも好きだから続けることが出来ているけど、たぶんほんとうに好きじゃないとできない。
仕事ならまだしも、趣味だもの。
でも、趣味だからこそ、何かに縛られることなく私のスキを紡ぐことができているんだと思う。

そんな私の趣味の発信活動に関する内容を考えるのは大体夜が多い。だけど、仕事終わりはごはんを食べたら寝落ちするのがオチだし、結局スケジュールどおりにいかず、焦ってあまり考えられていない文章を投下し、もやもやを抱えることもよくある話だ。
それが朝にちょっとでも作業を進めると、クリアな頭で考えることができるから幾分納得度の高い投稿をつくれるような気がする。これは、やる気が湧いている間にこの習慣を維持したい。

なんでここまでやれるんだろうと自分でも疑問を感じるときもある。たぶん、職場の行き来だけの単調な毎日じゃなくて、仕事以外で自分が「何かをしている」という感覚がほしい。自分の好きなことで誰かのためになりたいだなんておこがましいにもほどがあるけども、ほんの少数でも何か感じる人がいたらな〜何かの気づきになったらいいな〜と思っている。
私がいろんな人をきっかけに、自分を信じられるようになったように、そのバトンをつなげるように生きていたい。

正直、ずっと同じように進むのかと思うと、方向性がぼんやりしすぎて、これではだめだと思っている。
でもやれることをやるしかない。

まだもう少しまどろんでたいなあと思う日でも、そんな気持ちが奮い立たせるのだろう。

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陽|haru
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