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歌舞伎町に佇む火鍋専門店。



東武日光駅から特急でおよそ1時間半ほどで
【大都会 新宿】に着いた。

わたしは新宿という街が好きでありながらも、いつも迷ってしまう。
特に日本最大の歓楽街でもある【歌舞伎町】はニュースや漫画などでよく見かけるところだが、実際に行くと更に迫力が増す。
所謂夜のお店や飲食店が立ち並び、ネオンがギラギラ光っている。 


無料案内所があるビルの上には託児所があったのは衝撃的で、思わず夫と『えっ・・』と、声を漏らす。


金髪で細身の恐らく【ホスト】であろう男性と、黒髪ツインテールに丈が短いワンピースを着た所謂今流行りの【地雷系ファッション】を身に纏った女性が肩を抱き合いながらキャッキャと歩いており、これが漫画でよく見る【同伴】というものかと、勝手ながら想像を膨らませていた。

風俗店の前では、黒服のお兄さんたちが通りすがりの男性にお店を利用しないかと勧誘をしており、実に生々しかった。

まさに欲望が渦巻く街という言葉がここまで似合う街は、わたしにとって歌舞伎町が初めてである。
緊張で心臓の鼓動がドクドクと大きな音で鳴り響いた。

でも、嫌いじゃない。
寧ろ自分が足を踏み入れていない世界であるということもあり、興味がある。


今回の目的は『火鍋屋』で晩ご飯を頂くこと。
夫のおすすめの火鍋専門店【小肥羊】へ行くことが決まってからすぐに予約をし、初めて行く火鍋屋さんにドキドキわくわくしていた。

小肥羊という文字を見て『何て面白い名前だろう』と、何回思ったことか。

17:00から予約をしていたにも関わらず、入口は既に数組ほど並んでおり、人気店であることを改めて感じた。

店内はしゃぶしゃぶ屋さんのような雰囲気でありつつ、半個室スタイルなので高級感が増している。


夫のチョイスで様々な商品を注文していただき、夫は値引きされたビールを、わたしは烏龍茶を片手に『旅行お疲れ様!乾杯!』と、言いながらグラスをカツンと鳴らし、喉を潤した。


そして、いよいよ火鍋のお出まし!


まず初めに来たのは、薬膳スープと白湯スープがつがれた大きなお鍋、野菜やキノコの盛り合わせ。

わたしは辛いものがだいすきなのだが、夫が激辛だと食べられない恐れがあった為、辛さは中辛をチョイス。
香りが独特で、いかにも身体に良さそうなオーラン放っている。

その後、注文したお肉が続々と運ばれてきた。


奥から豚バラ、ラム肉、鶏肉、牛ロース。
この日はお肉が全品半額という太っ腹企画が開催されていた為、ここぞとばかりに注文した。
様々なお肉を目の当たりにし、思わず笑みが零れるわたし。

じっくりとお野菜やキノコをグツグツと煮込み、ちょうど良い塩梅になってきたところで、お肉をしゃぶしゃぶ。

一口パクッと食べると『美味しい!幸せ!』と、心の底から出た本音を声に出した。
ランチを我慢した甲斐があり、全て綺麗に平らげるわたしたち。

火鍋は【食べる病院】と、言われるほど身体にいいこと尽くしなので、特にこれから寒くなる時期におすすめである。

店員さんの応対も素晴らしく、お会計の際にお店で使える金券まで頂いた。
半額セールや金券など、お得なことばかり。

至れり尽くせり、ありがとうございます。
また、食べに行きたいと思います。

最後にこちらの【歌舞伎町レイニー】という曲を
毎日のように聴いており、まさに今回のテーマ曲に相応しいです。歌詞や歌声、雰囲気が個人的にどストライクでとても良い曲です。
お手隙の際に良ければ聴いてみてください・・♡

ここまで読んで下さり、ありがとうございました♡

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